deracineとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > deracineの意味・解説 

デラシネ【(フランス)déraciné】

読み方:でらしね

根無し草転じて故郷祖国から切り離された人。


deracine

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 07:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
本来の表記は「déraciné」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
déraciné
GRAPEVINEスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 長田進
チャート最高順位
GRAPEVINE アルバム 年表
Everyman,everywhere
2004年
déraciné
2005年
From a smalltown
2007年
『deracine』収録のシングル
テンプレートを表示

déraciné』(デラシネ)は、GRAPEVINEの7枚目のアルバムである。2005年8月25日ポニーキャニオンより発売された。

解説

  • 前作『Everyman,everywhere』から約9ヶ月振り、フルアルバムでは『イデアの水槽』以来、約1年8ヶ月振りのリリース。フルアルバムのリリース間隔としては、発売当時のGRAPEVINEのアルバムの中で最長であった[1]
  • タイトルは、フランス語で根無し草、転じて「故郷や祖国から切り離された人」という意味を持つ。
  • 本作から長田進がプロデュース(10曲中4曲)を手がけている。
  • 2020年現在、メンバー全員がそれぞれの作曲に関わった最後のアルバムとなっている。
  • 先行シングルである「その未来/アダバナ」の2曲目である「アダバナ」は、本作には未収録となっている。
  • 後に『From a smalltown』の発売日である2007年3月7日に低価格・限定盤として再発された。

収録曲

  1. 13/0.9
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    「死なない自信はあるのかと問われて」「この胸に火をつけろ」などの歌詞からも分かるように、喫煙者の肩身の狭さと煙草への愛を歌った曲である。
  2. その未来
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    17thシングル(両A面の1曲目)。今作の先行シングルとなった。
  3. 少年
    作詞/作曲:田中和将
  4. VIRUS
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  5. REW
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  6. 放浪フリーク
    作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
    後に18thシングルとしてシングルカットされた。
    Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票22位(中間結果20位)。
  7. KINGDOM COME
    作詞/作曲:田中和将
    「その未来/アダバナ」の特典CD『Hot Men's Box II』の中で、曲の一部が収録されていた楽曲である。
  8. それを魔法と呼ぶのなら
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  9. GRAVEYARD
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    ロバート・ジョンソンをモチーフにした曲であり、ツアー「ママとマスター」でもそう公言している。なお、歌詞中の「四つ角の悪魔に会う」とは「クロスロード伝説」のこと。
  10. スカイライン
    作詞/作曲:田中和将
    カントリー風の楽曲であり、亀井も「曲自体がやったことがないテイストだったので、曲だけでもの凄い新鮮だった」と「ミュージックトマトJAPAN」のインタビューで発言している。
    タイトルは日産のスポーツカーのことではない。アルバムのツアーファイナルにはつじあやのがコーラスとして参加した[2]
  • 編曲:GRAPEVINE(#4~8、10)、GRAPEVINE&長田進(#1~3、9)

補足

  1. ^ 後に『真昼のストレンジランド』~『愚かな者の語ること』の2年3ヶ月が更新。
  2. ^ つじとは、彼女の楽曲(「Shiny Day」)のバックバンドとして参加した縁がある。

デラシネ

(deracine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 03:42 UTC 版)

デラシネ(déraciné)は、フランス語で根なし草、転じて故郷や祖国から離れたもしくは切り離された人を意味する。

音楽

区別のためアルバムは『』、楽曲は「」で囲う。

  • 『déraciné』 ⇒ déraciné (GRAPEVINEのアルバム) - ロックバンド・GRAPEVINEのアルバム。
  • 「DERACINE」 ⇒ ヴィジュアル系ロックバンド・the GazettEによる楽曲。アルバム『DOGMA』収録。
  • 『デラシネ deracine』 ⇒ 歌手のクミコと作詞家の松本隆によるプロジェクト・クミコ with 風街レビューによるアルバム。
  • 「デラシネ」 ⇒ 声優・歌手の斉藤壮馬による楽曲。アルバム『quantum stranger』収録。
  • デラシネ ⇒ 日本のハードコアバンド。
    • 『デラシネ(S/T)』⇒同バンドによるアルバム。
  • 「デラシネ」⇒ 作曲家・イラストレーターのピノキオピーによる楽曲。アルバム『HUMAN』収録。
  • 「デラシネ」⇒ 歌手の堀内孝雄による楽曲。
  • 「デラシネ」⇒ 日本のバンド・ECHOESによる楽曲。アルバム『Dear Friend』収録。
  • 「デラシネ」⇒ 日本のロックバンド・D'ERLANGERによる楽曲。アルバム『D'ERLANGER』収録。
  • 「déraciné」⇒ 日本のロックバンド・UNCHAINによる楽曲。アルバム『Animal Effect』収録。
  • 「デラシネ」⇒ ロックミュージシャンのカルメン・マキによる楽曲。
  • 「デラシネ / KEI feat.小春六花」- ボーカリストのハヤシケイ/KEIによる楽曲[1]
  • Delasine ⇒ 日本のビジュアル系バンド[2]

その他

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 橋川良寛「buzzG×柴那典が語り合う『歌詞表現が美しいボーカロイド楽曲』」『Real Sound』《『The VOCALOID Collection~2021 Spring~』特集(Vol.1)》blueprint、2021年4月9日。2021年4月21日のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月21日閲覧。
  2. ^ KISAKI、90年代V系の音源を集めたオムニバス盤『鹿鳴館伝説』プロデュース」『BARKS』JAPAN MUSIC NETWORK、2020年6月23日。2020年7月18日のオリジナルよりアーカイブ。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「deracine」の関連用語

deracineのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



deracineのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのderacine (改訂履歴)、デラシネ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS