deracine (アルバム)とは? わかりやすく解説

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deracine (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 03:40 UTC 版)

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本来の表記は「déraciné」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
déraciné
GRAPEVINEスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 長田進
チャート最高順位
GRAPEVINE アルバム 年表
Everyman,everywhere
(2004年)
déraciné
(2005年)
From a smalltown
(2007年)
『deracine』収録のシングル
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déraciné』(デラシネ)は、GRAPEVINEの7枚目のアルバムである。2005年8月25日ポニーキャニオンより発売された。

解説

  • 前作『Everyman,everywhere』から約9か月振り、フルアルバムでは『イデアの水槽』以来、約1年8か月振りのリリース。フルアルバムのリリース間隔としては、発売当時のGRAPEVINEのアルバムの中で最長であった[1]
  • タイトルは、フランス語で根無し草、転じて「故郷や祖国から切り離された人」という意味を持つ。
  • 本作から長田進がプロデュース(10曲中4曲)を手がけている。
  • 2020年現在、メンバー全員がそれぞれの作曲に関わった最後のアルバムとなっている。
  • 先行シングルである「その未来/アダバナ」の2曲目である「アダバナ」は、本作には未収録となっている。
  • 後に『From a smalltown』の発売日である2007年3月7日に低価格・限定盤として再発された。

収録曲

  1. 13/0.9
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    「死なない自信はあるのかと問われて」「この胸に火をつけろ」などの歌詞からも分かるように、喫煙者の肩身の狭さと煙草への愛を歌った曲である。
  2. その未来
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    17thシングル(両A面の1曲目)。今作の先行シングルとなった。
  3. 少年
    作詞/作曲:田中和将
  4. VIRUS
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  5. REW
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  6. 放浪フリーク
    作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
    後に18thシングルとしてシングルカットされた。
    Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票22位(中間結果20位)。
  7. KINGDOM COME
    作詞/作曲:田中和将
    「その未来/アダバナ」の特典CD『Hot Men's Box II』の中で、曲の一部が収録されていた楽曲である。
  8. それを魔法と呼ぶのなら
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
  9. GRAVEYARD
    作詞:田中和将/作曲:亀井亨
    ロバート・ジョンソンをモチーフにした曲であり、ツアー「ママとマスター」でもそう公言している。なお、歌詞中の「四つ角の悪魔に会う」とは「クロスロード伝説」のこと。
  10. スカイライン
    作詞/作曲:田中和将
    カントリー風の楽曲であり、亀井も「曲自体がやったことがないテイストだったので、曲だけでもの凄い新鮮だった」と「ミュージックトマトJAPAN」のインタビューで発言している。
    タイトルは日産のスポーツカーのことではない。アルバムのツアーファイナルにはつじあやのがコーラスとして参加した[2]
  • 編曲:GRAPEVINE(#4~8、10)、GRAPEVINE&長田進(#1~3、9)

脚注

  1. ^ 後に『真昼のストレンジランド』から『愚かな者の語ること』の2年3か月が更新。
  2. ^ つじとは、彼女の楽曲(「Shiny Day」)のバックバンドとして参加した縁がある。



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