CSデジタル放送 communication satellite broadcasting
業務用の通信を目的とした通信衛星(CS)を使う放送サービス。多くのチャンネルでの放送が可能。1989年に番組を供給する「委託放送事業者」とCSを持つ「受託放送事業者」に分ける制度が生まれ、CS放送が始まった。当初はアナログ方式で始まり、PCM音声放送サービスもスタートしたが、デジタル放送はすべてデジタル放送方式の開発で多チャンネル化が可能になり、今ではCS放送はすべてデジタル放送に。96年にパーフェクTVが60数チャンネルの放送を開始、他社の参入もあったが、結局、受託放送事業者としてはスカイパーフェクト・コミュニケーションズだけが残っている。使用しているCSは東経124度、128度、110度の3基。放送事業者は約100社を数え、登録者数は2005年7月末で約392万人。放送は有料放送が主流だが、一部広告を入れる番組もある。
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