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ANTINOMY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/24 20:04 UTC 版)

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ANTINOMY
BRAHMANスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポストパンク
オルタナティヴ・ロック
エモ
時間
レーベル トイズファクトリー
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 2008年度年間180位(オリコン)
  • 登場回数9回(オリコン)
BRAHMAN 年表
THE MIDDLE WAY
(2004年)
ANTINOMY
(2008年)
ETERNAL RECURRENCE
(2009年)
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ANTINOMY』(アンチノミー)は、BRAHMANの4枚目のフルアルバム2008年2月8日発売。発売元はトイズファクトリー

解説

タイトルの「ANTINOMY」は「二律背反」という意味。アルバムジャケット中央のアーティストロゴは「BRAHMAN」と「ANTINOMY」のアンビグラムになっている。

収録曲

  1. The Only Way
  2. Speculation
  3. Epigram
  4. Stand Aloof
  5. Silent Day
    アルバムのリードトラックとしてPVが制作されている。
  6. Oneness
  7. Handan's Pillow
    タイトルは邯鄲の枕
  8. You Don't Live Here Anymore
    ファンズの同名曲のカバー
  9. Causation
  10. Fibs In The Hand
    シングル版でのタイトルは「FIBS IN THE HANDS」だったが、今作では単数系の「Hand」に改題されている。
  11. 逆光
  12. Kamuy-Pirma
    アイヌ語詞。タイトルはアイヌ語で「神の耳打ち」という意味。

全曲作詞:TOSHI-LOW、作曲:BRAHMAN 7、9、10、11はシングル版とはアレンジが異なる。


二律背反

(antinomy から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 15:38 UTC 版)

二律背反(にりつはいはん、アンチノミー、: Antinomie)とは、正命題、反命題のどちらにも証明できる矛盾パラドックスのことである(しばしば勘違いされるが単なる矛盾・パラドックスではない)。字義通りには、二つの法則が現実的にであれ見かけ上であれ相互に両立しないことを意味し、これは論理学認識論で使用される術語である。

概要

哲学用語として矛盾する二つの命題をいう。 概念自体は古代ギリシアギリシア哲学エレア派に見られた。

哲学におけるアンチノミー

この術語は、イマヌエル・カントの哲学において特別な意味を要求する。カントは、感覚的知覚あるいは経験現象)の領域のみ用いられるカテゴリーあるいは理性の規準を純粋思惟の領域に適用した際に生じる、同等に合理的ではあるが矛盾する帰結を記述するのに用いた。理性はここでは合理的な真理を確立する役割を演じることができない。なぜなら、それは可能な経験を超えているし、理性を超越しているものの領域に適用されているからである。

カントにとって、以下のものに関連する四つのアンチノミーが存在する。

  1. 時間空間に関する宇宙の限界
  2. 全ては分割不可能な原子から構成されている(それに対して、実際にはそのようなものは存在しない)という理論
  3. 普遍的な因果性に関する自由の問題
  4. 必然的な存在者の実在

これらそれぞれについて、純粋理性は経験的なものに対して、正命題と反命題として、矛盾を提出する。 これは、学問と哲学的な探求に対する制限を規定するカントの批判的企図の一部である。カントは、これらの矛盾を、それがいかに現実に反対するものによって方向付けられていても、あるいは批判的な解明なしに心に現れているに違いないにしても、いかなる場合にも矛盾は実在的ではない、ということによって解決すると主張する。従って、互いに矛盾する選択肢に関して同等に強い議論がなされているという意味で、カントのせいにすること―しばしばなされたように―は正しくない。困難は現象体 (phenomenon) と英知体 (noumenon) の領域の混同から生じている。実際、いかなる合理的な宇宙論も可能でない。

参考文献

  • ジョン・ワトソン、「カントからの選択」(トランス・グラスゴー、1897)、155頁。
  • W.ウインデルバンド、「哲学の歴史」(英訳1893年)
  • H. Sidgwick、 Philos。 カントの講義、x。 xi。 (Lond。、1905)
  • F. Paulsen、 Kant (Eng。trans。1902)、pp。216 foll。

関連項目




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