PCサーバ
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PCサーバ(ぴーしーサーバ)とは、パーソナルコンピュータ(PC)をベースとしたサーバーのこと。一般にはサーバーの中では簡易的・低価格なものが多いが、サーバー用途向けに一部機能を拡張したものもある。多くはCPUにインテル系のx86系のプロセッサを使用し、IAサーバやx86サーバなどとも呼ばれる。
- ^ 通常、一般的なPCが備えるがPCサーバでは省かれている機能に、音声出力がある。また、映像出力やUSBについても省かれている機種があり、これらでは、映像出力やキーボードやマウスを用いるためには、増設カードを別途購入する必要がある。
- ^ a b c サーバーを特徴付けるハードウェアのいろいろ - ASCIIjp
- ^ このサーバ専用の管理機構が備わる以前のPCサーバは一般的なPCに近い構成であり、設定などの管理は1台ごとにシリアルポートを経由してキーボード/ディスプレイを備えたVT100のようなビデオ表示端末を接続して運用する必要があった。
- ^ SASディスクはインターフェースの違いを示すが、実製品では高い回転数やコントローラの高機能化、経年劣化の低減などの高性能化・高信頼性化・長寿命化が図られており、特にアクセス性能を求めるものでは「3.5インチ型」と呼ばれる外形のまま、内部の磁気記録円盤(プラッタ)を2.5インチへ縮小して高回転化した製品がある。このようにSASディスクは、記憶容量の大きなものはあまり存在しない。
- ^ 安価なローエンドのPCサーバでも単純なRAID構成を当初から、またはオプションで採れるようになっている。
- ^ HP社の例
- ^ JEITA (2009年). “価格帯別・出荷台数・金額(平成20年度)”. 2010年1月11日閲覧。
- ^ 国内シェア・トップ5のうちDELLと日本HPは自主統計に未参加であり、含まれていない。
- ^ CIO (2009年8月24日). “【IDC Japan予測】国内x86サーバ市場、2009年は前年に続きマイナス成長へ――年間出荷台数が50万台を割り込む”. 2010年1月11日閲覧。
- ^ JEITA (2009年). “平成20年度 第4四半期・20年度総出荷”. 2010年1月11日閲覧。
- ^ JEITA. “コンピュータおよび関連装置等出荷統計”. 2009年11月10日閲覧。
- ^ ノークリサーチ (2009年6月9日). “08/09年度 PCサーバ国内出荷調査報告”. 2010年1月11日閲覧。
- 1 PCサーバとは
- 2 PCサーバの概要
- 3 特徴
- 4 種類
- 5 関連項目
x86サーバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 04:51 UTC 版)
x86系(IA-32系)のCPUとアーキテクチャを採用したサーバでは、現在ではx86を64ビットに拡張したx64(AMD64およびIntel 64)が主流である。主要メーカーの主な製品には以下がある。 HP ProLiantシリーズ DELL PowerEdgeシリーズ IBM System x シリーズ SUN Fire X シリーズ 富士通 PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUEST シリーズ (現在のモデル) 日立 HA8000シリーズ (日本ユニシスにOEM供給) NEC Express5800 シリーズ (現在の大多数のモデル 東芝、三菱電機などにOEM供給) ユニシス ES7000 シリーズ
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