Vシステムの使い方の留意点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:53 UTC 版)
「ハッセルブラッドのカメラ製品一覧」の記事における「Vシステムの使い方の留意点」の解説
使うに当たっては決まった手順があり、この手順を守らないと最悪の場合破損する可能性がある。 レンズ交換・シャッター速度変更等の基本操作の前に必ず巻き上げる。巻き上げないままボディからレンズを外すと再装着できなくなる。その時は、レンズ後部の巻上げ連動接点を一円玉のような軟らかい素材のもので回して溝が水平になるようにし、かつボディーのクランクを巻き上げて、巻き上げノブを回してボディ側接点が水平の位置になるようにする。 フィルムマガジンの引き蓋を差し込む口にある遮光のためのテレンプをささえるモルトが劣化をして光線漏れを起こすことがあるため、保管時にもマガジンの引き蓋は外しておく方が良い。 レンズシャッターのカメラを毎日のように使用するわけではないなら、機械に無用の負荷を掛けないように保管の際は、巻き上げせずシャッターチャージをしない状態が望ましい。交換レンズも同様でシャッターを切った状態で保管する。ただしハッセルブラッド社ではチャージしての保管を推奨しており、不注意でのレンズの着脱不可状態が発生しやすい事や、長期使用していない場合はそもそもメンテナンスの必要がある事から賛否が分かれる。
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