TR23D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 06:35 UTC 版)
オロ35形の近代化改装工事およびスハネ30形(2代)の寝台車設備復元工事にあわせ、もとのTR23の揺れ枕吊りの長さを310 mmからTR40Bと同等の540 mmに延長して乗り心地の改善を図ったモデル。揺れ枕吊りと干渉するトランサムを交換したため、側枠とトランサムの接合部のリベットを一旦全て抜いて完全解体を行う必要があった。このため、乗り心地改善の効果は大きかったが、改造は最小限の数に留められた。のちにTR40Bを装着するスロ54形の冷房改造に伴う自重増を軽減するために本形式を装着する車両と台車の振り替えが施工された。
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