TR23E
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 06:35 UTC 版)
TR23Dにころ軸受化改造を追施工したもの。Dと同様、特別二等車用限定で施工されたため、改造数はわずかである。なお、このEで採用されたころ軸受はTR23C・TR34用とは異なり円筒ころ軸受を使用しているため、スラスト力をころで受け止めず、別途突き出し部に内蔵されたスラストばねで受け止めるよう変更されて小型化が実現し、従来の平軸受用軸箱守を無改造で使用可能となった。この新型軸受の完成後、国鉄および私鉄各社で平軸受台車のころ軸受化が急速に進んだ。
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