TR220 形台車装備車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:03 UTC 版)
「国鉄ワキ5000形貨車」の記事における「TR220 形台車装備車」の解説
1969年(昭和44年)に3両(ワキ6232 - ワキ6234)が汽車製造にて製作された。 TR63 系台車の基礎ブレーキ装置で顕在化した種々の問題解決を企図し、試作台車の TR220 形を装備して落成した区分である。これはホキ2200形ホッパ車で量産化された 85 km/h 系台車 TR211 形の基礎ブレーキ装置を「両抱き式・鋳鉄制輪子」仕様に変更したもので、鋼板溶接組立による弓形状の台車側梁・密封形コロ軸受・「軸箱守」を廃して摺動部をなくした「鞍案内式」の軸箱支持方式などは TR211 形と共通の仕様であるが、制輪子を装架する張出部が台車側枠に追加されている。 台車以外の仕様は後期形量産車と同一である。台車は後年に一般の TR211 系に交換されている。
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