Tos12【Tos12】(野菜)
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登録番号 | 第4590号 |
登録年月日 | 1995年 8月 17日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Tos12 よみ:Tos12 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 8月 20日 | |
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 千藤茂行 鈴木和織 三好智明 高宮泰宏 門馬栄秀 長谷川寿保 戸澤英男 仲野博之 桑畠昭吉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「P3715」に「C13」を交配し,選抜育成された固定品種で,種子色は黄色,粒質はsu,成熟期は中生,倒伏抵抗性が強い,一代雑種親用の品種である。 初期生育はやや良,葉長は中,上位葉角度は中,全葉数はやや少,稈長はやや短,着雌穂高はやや低,稈径は細である。雌穂着生節の葉位は中,最大分げつの草丈は長,旗葉の大きさは小,穂柄角度は上向,雌穂長はやや長,雌穂径はやや太,雌穂形は先端円錐型,雌穂重はやや重である。粒列数はやや少,種子色は黄色,粒質はsu,粒重は中,甘味は弱,雄穂抽出期はやや早生,絹糸抽出期及び成熟期は中生,倒伏抵抗性は強である。 「G61D」と比較して,全葉数が少ないこと,稈長が短いこと,最大分げつの草丈が長いこと等で,「J9c1-6」と比較して,全葉数が少ないこと,最大分げつの草丈が長いこと,倒伏抵抗性が強いこと等で,「V574」と比較して,旗葉の大きさが小さいこと,甘味が強いこと,倒伏抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,北海道立十勝農業試験場(河西郡芽室町)において,昭和52年にアメリカ合衆国のパイオニアシード社より導入した「P3715」と,カナダのバインランド農業試験場から導入した「C13」を交配し,その後自殖選抜を行い,60年,目標とした特性を有するのを確認して育成を完了したものである。 |
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