TDS-3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 14:34 UTC 版)
「目標指示装置 (TDS)」の記事における「TDS-3」の解説
詳細は「OYQ-5」を参照 続くはつゆき型(52DD)では、当初はシースパローIBPDMS(NSSMS)のリリースが実現しない見込みだったことから、しらね型のシステムを元にFCS-2を導入するなどした小改正型として計画されており、目標指示装置も小改正型のTDS-2-2となる予定であった。その後、基本計画協議途中にIBPDMSのリリースを受けられることになり、短SAMシステム2型-2となるのに伴って、目標指示装置もTDS-3に変更されることになった。 しかし52DDに関する検討を進める過程で、対艦ミサイル脅威が深刻化するなかで生存性を確保するためには、単なるTDSでは不足で、DDGのWESと同様に脅威評価・武器管制(TEWA)機能が必要と考えられるようになった。これに応じて、TDS-3の計画を発展させ、DDGのWESと同じ思想のCDSとして国内開発することが決定された。システム区分は、DDGのWES(OYQ-1・2および4)やDDHのOYQ-3に続くものとして、OYQ-5とされた。ただし「TDS-3」という名称も、概算要求等で使用されたこともあって、残されることになった。
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