T-51aとは? わかりやすく解説

T-51a

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 06:10 UTC 版)

甲型魚雷艇」の記事における「T-51a」の解説

一号型魚雷艇続いて1941年昭和16年)度策定マル急計画では18隻の魚雷艇建造計画され昭和17-18年度に4隻、18-19年に14隻の予算臨時軍事費から認められた。前型の一号型は20トンクラスであったが本型はドイツ魚雷艇影響受けて一気80トンクラスの大型魚雷艇とした。船体丸形船底鉄骨木皮構造エンジンMAS艇搭載されていたイソッタ型エンジン国産化した76号6型エンジンを4基搭載した。それをフルカン流体継手で2基ずつ結合し2軸推進とした。魚雷左右舷側に2基ずつの落射機を装備、計4基を装備したドイツ魚雷艇船体軽合金製だったが日本では資材節約から鉄骨木皮にせざるを得ず船体重量増した。また継手採用等で機関部重量増し、そのために各部重量軽減実施した。しかしそれは機械台の構造弱く振動発生全力6/10以上の速力出せなくなり補強の必要が生じた。これらのため排水量80トン計画実際に90トン越え計画速力30ノット達しなかった。また凌波性も十分でなくT-51a型は横浜ヨット鶴見工場建造された1隻のみに終わっている。

※この「T-51a」の解説は、「甲型魚雷艇」の解説の一部です。
「T-51a」を含む「甲型魚雷艇」の記事については、「甲型魚雷艇」の概要を参照ください。

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