System/360 Model 20
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 02:29 UTC 版)
「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事における「System/360 Model 20」の解説
Model 20はSystem/360の周辺機器の一部を利用できたことから、そのシリーズの1モデルに分類されたが、これは16ビット機であり、他のSystem/360シリーズのマシンとはプログラムの完全な互換性がなかった。ドイツにあるIBMの複数の研究所が360/20の複数の構成に対応するよう調整した3つのOS(ディスクを搭載して最小メモリ容量が12KBのDPS、ディスクがなくテープを搭載して最小メモリ構成が8KBのTPS、パンチカード機で最小メモリ構成が4KBのCPS)を開発した。IBMは小規模事業者向けにSystem/3シリーズを後に発売し、360/20とはアーキテクチャが異なっていたことから、IBMのメインフレーム機とは周辺機器が異なる360/20の後継機は開発されなかった。
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