Stow'n Go シート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 01:56 UTC 版)
「クライスラー・タウン&カントリー」の記事における「Stow'n Go シート」の解説
2005年、2列目と3列目に、完全に床下に収納できるシートを「Stow'n Go」の名称で導入した。ロングホイールベース仕様にのみ設定された。 4億ドルを投じた開発では、設計者はエレクター・セット(建築現場の鉄骨やクレーンなどを模した組立玩具)を用いて、床下コンポーネント - スペアタイヤハウス、燃料タンク、排気システム、パーキングブレーキケーブル、リアエアコン制御配線、リアサスペンションなど - の、Stow'n Goシステムに対応するため複雑な相互の組み合わせを最初に視覚化するのに役立てた。しかしながら、4WDとは共存できず、クライスラーミニバンからそのオプションは事実上終了となった。 2列目シートが立っているとき、合計で12立方フィート (340 L)の床下収納スペースができる。2・3列目ともが折りたたまれている場合、床は平らで、最大貨物量は160.7立方フィート (4,550 L)である。 Stow'n Goシステムは、2005年「Popular Science」誌の「Best of What's New」を受賞した。 Stow'n Goシステムは、クライスラーミニバンのバッジエンジニアリング版であるフォルクスワーゲン・ルータン(現在は生産中止された)では設定されなかった。 2011年モデルイヤー、タウン&カントリーおよびダッジ・グランドキャラバンのシートと収納システムが改良され「Super Stow'n Go」に名を改めた。これはグランドキャラバンには今も設定されており、新型のパシフィカにも適合した。
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