StandardErrorとは? わかりやすく解説

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標準エラー出力

読み方ひょうじゅんエラーしゅつりょく
【英】Standard Error

標準エラー出力とは、標準出力同様にUNIX環境でのディスプレイ相当する装置のことである。

UNIX上で動作するプログラムの実行結果標準出力出力し警告等のメッセージは標準エラー出力に表示するように設計するのが一般的である。これによって、実行結果ファイルリダイレクトした場合ディスプレイ上には結果表示されないが、エラーが発生した場合は、メッセージディスプレイ上に表示することができる。ファイルポインターはstderr、ファイル記述子は2が割り当てられている。標準出力同様に、標準エラー出力へのデータファイルプリンタなどのデバイスリダイレクトすることができる。

UNIX上で動作するプログラムには、標準入力標準出力・標準エラー出力の3つ暗黙的に割り当てられる


参照リンク
stdin - The Open Group
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標準誤差 standard error

 標本平均値標本分散などのような標本から得られる標本統計量散らばりを持つ。これら標本統計量標準偏差を,特に標準誤差と呼ぶ。例えば,母平均 μ,母分散 σ^2 の正規母集団から n ケース取り出したときの標本平均 Xbar は,平均が μ,標本分散が σ^2/n,標準誤差が S.E.=σ / sqrt(n) の正規分布に従う。これから,|Xbar-μ| / S.E. ≧ 1.96 となる標本得られる確率は 5%,母平均が [Xbar-1.96 S.E. ,Xbar+1.96 S.E.] の区間含まれる確率95 % などがわかる。前者統計的検定後者統計的推測の例である。

標準誤差

母集団母数パラメーター) 1母集団特徴づける数値である。統計的推定 2とはそのような母数標本から推定する手続をいう。このような推定値標本誤差 3影響を受け、標本誤差大きさ程度一般的に標準誤差 4によって与えられる時に信頼区間 5という用語が用いられ、あらかじめ定められ確率の下で推定値がその中に落ちると期待される範囲を示す。二つ数値の差が偶然によって生ず確率が、有意水準 7呼ばれる所与数値より小さ場合、その差は有意差 6呼ばれる。たとえば、偶然によって生じ確率が0.05未満場合、その差は5%水準有意であるという。標本誤差加えて観測誤差 8あるいは回答誤差 8推定値影響与える。これらの誤差には通常面接誤差 9含まれるが、それは基礎データ収集される際に面接調査員によってもたらされる系統的誤差である。


「standard error」の例文・使い方・用例・文例

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