Soup (藤原さくらの曲)とは？わかりやすく解説

「Soup」
藤原さくらのシングル
初出アルバム『PLAY』
B面	好きよ好きよ好きよ; summertime（佐野さくら with 神代広平 Ver.）; 500マイル（佐野さくら with 神代広平 Ver.）;
リリース	2016年6月8日
規格	マキシシングル; デジタル・ダウンロード
ジャンル	カントリー; J-POP;
時間	4分10秒
レーベル	SPEEDSTAR RECORDS
作詞・作曲	福山雅治
プロデュース	福山雅治
ゴールドディスク
	プラチナ（シングルトラック、日本レコード協会）; ゴールド（日本レコード協会）; ゴールド（シングルトラック「好きよ好きよ好きよ」、日本レコード協会）;
チャート最高順位
	週間4位（オリコン）; 2016年度年間71位（オリコン）;
藤原さくらシングル年表
ミュージックビデオ（short ver.）
	「Soup」 - YouTube
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「Soup」（スープ）は、藤原さくらの楽曲。2016年6月8日にSPEEDSTAR RECORDSよりシングルとして発売された^[5]。

解説

藤原にとって初のシングル作品で、本作のリリースは、作詞作曲を担当した福山雅治のレギュラーラジオ番組『福山雅治福のラジオ』（TOKYO FM、2016年4月23日放送回）で発表された。本作について、福山は「佐野さくらの成長物語であると同時に、藤原さくらの成長日記でもある」とコメントし^[6]、藤原は「自分の歌がシングルで出せるタイプの曲だと思っていなかったし、アルバムを通して自分の音楽を表現する“アルバムアーティスト”だと思っていた。だけど『Soup』のリリースをきっかけにそういう固定観念から解き放たれた」とコメントしている^[7]。

シングルのジャケットは、スープを食べている藤原を被写体としたもの。初回限定盤はEPサイズの紙ジャケット仕様となっている^[8]。初回限定盤にはDVDが付属し、「Soup」のミュージック・ビデオとメイキング映像、そして2016年1月9日にbillboard LIVE TOKYOで開催されたワンマンライブ「morning bell」から3曲のライブ映像が収録されている^[9]。

表題曲の「Soup」はフジテレビ系ドラマ『ラヴソング』の主題歌として、ドラマの主演を務めた福山雅治がプロデュースを行った。また、カップリングの「好きよ好きよ好きよ」はドラマの挿入歌になっている^[5]。

シングルの発売に先駆け、5月16日に表題曲「Soup」^[10]、5月23日にカップリング曲の「好きよ好きよ好きよ」の先行配信が開始された^[9]

収録曲

Soup (4:10)
- 作詞・作曲：福山雅治　編曲：福山雅治、井上鑑
フジテレビ系ドラマ『ラヴソング』主題歌で、歌詞が付く前の段階の5曲の音源の中から選ばれた。当初は藤原曰く「オーソドックスなJ-POP寄り」のアレンジだった^[11]。

本作と次曲の歌詞について、福山は「『20歳の女の子・佐野さくらが書いた歌詞』として書いた」としており、藤原は「私が47歳の福山さんの恋心を音楽で表現するようなことで、私にはそういう視点はないし刺激を受けた」とコメントしている^[12]。
好きよ好きよ好きよ (5:13)
- 作詞・作曲：福山雅治　編曲：福山雅治、井上鑑
フジテレビ系ドラマ『ラヴソング』劇中歌

カントリー・バラード^[1]。
Summertime (佐野さくら with 神代広平 Ver.) (1:55)
- 作詞：Edwin DuBose Heyward、作曲：George Gershwin、編曲：福山雅治
ボーナス・トラックで、ジャニス・ジョプリンのカバー曲。

ドラマの第3話でのライブシーンで演奏する楽曲についての話し合いで、藤原が実際のオーディションでノラ・ジョーンズの楽曲を歌ったことを聞いた福山が、「英語の歌があった方が良い」と判断したことから本曲が選ばれた^[11]。
500マイル (佐野さくら with 神代広平 Ver.) (2:54)
- 作詞・作曲：Hedy West、日本語詞：忌野清志郎、編曲：福山雅治
ボーナス・トラック。HISのカバー曲で、ヘイデイ・ウエストの楽曲「500 Miles」の日本語カバーにあたる。劇中でさくらが聞いていたのは、HISのヴァージョンである^[13]。

当初よりドラマの劇中で演奏することが決まっており、タイトルとドラマの舞台である東京にちなんで、主人公の佐野さくらの故郷が広島県に決定した^[11]。

初回限定盤DVD

Soup (Music Video)
監督は大喜多正毅^[14]。
Soup Special Movie (MV Making & Recording Document)

“morning bell” Live at Billboard Live TOKYO 20160109

参加ミュージシャン

Soup

Guitar:Masaharu Fukuyama
Piano:Akira Inoue
Bass:Kenji Takamizu
Drums:Hideo Yamaki
Fiddle:Yoshihiro Arita
Vocal:Sakura Fujiwara

好きよ好きよ好きよ

Guitar:Masaharu Fukuyama
Piano&Accordion:Akira Inoue
Bass:Kenji Takamizu
Drums:Hideo Yamaki
Fiddle:Toshihiro Nakanishi
Banjo:Yoshihiro Arita
Vocal:Sakura Fujiwara

Summertime (佐野さくら with 神代広平 ver.)

Guitar:Masaharu Fukuyama
Vocal:Sakura Fujiwara

500マイル (佐野さくら with 神代広平 ver.)

Guitar:Masaharu Fukuyama
Vocal:Sakura Fujiwara

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ ^a ^b “藤原さくら『Soup』に感じる、福山雅治の“趣味性”の濃さ　アメリカ南部へアプローチした作品に”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2016年6月26日) 2020年3月7日閲覧。
^ 「GOLD DISC 2017年7月度」『The Record』第694巻、日本レコード協会、2017年9月、14頁。
^ ^a ^b 「GOLD DISC 2016年7月度」『The Record』第682巻、日本レコード協会、2016年9月、14頁。
^ “Soup | 藤原さくら”. ORICON NEWS. オリコン. 2018年9月18日閲覧。
^ ^a ^b “Discography｜藤原さくら”. 2016年6月5日閲覧。
^ “月9ヒロイン藤原さくら、6・8主題歌「soup」福山雅治が楽曲提供”. ORICON NEWS (オリコン). (2016年4月23日) 2019年8月2日閲覧。
^ 中野明子（インタビュー）「藤原さくら「Soup」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、1頁。2020年4月10日閲覧。
^ “藤原さくら1stシングル、佐野さくら＆神代広平によるボーナストラック収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月17日). https://natalie.mu/music/news/187511 2020年4月10日閲覧。
^ ^a ^b “藤原さくら1stシングル、佐野さくら＆神代広平によるボーナストラック収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月17日). https://natalie.mu/music/news/187511 2020年3月7日閲覧。
^ “藤原さくら、月9ドラマ『ラヴソング』主題歌がiTunes1位。新劇中歌「好きよ好きよ好きよ」も配信へ”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2016年5月17日) 2020年3月7日閲覧。
^ ^a ^b ^c 黒田隆憲（インタビュー）「藤原さくらに本音を訊く。『ラヴソング』抜擢に葛藤はあった？」『CINRA.NET』、株式会社CINRA、2頁、2016年6月30日。2020年4月10日閲覧。
^ 中野明子（インタビュー）「藤原さくら「Soup」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2頁。2020年4月10日閲覧。
^ “【エンタがビタミン♪】月9『ラヴソング』で注目「500マイル」ヒロインを支える切ないフォークソング”. Techinsight Japan (2016年4月12日). 2016年6月13日閲覧。
^ “藤原さくら、月9「ラヴソング」主題歌MVをGYAO!解禁”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月2日). https://natalie.mu/music/news/185755 2018年9月18日閲覧。

[rs20160626-1] “藤原さくら『Soup』に感じる、福山雅治の“趣味性”の濃さ　アメリカ南部へアプローチした作品に”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2016年6月26日) 2020年3月7日閲覧。

[2] 「GOLD DISC 2017年7月度」『The Record』第694巻、日本レコード協会、2017年9月、14頁。

[riaj682-3] 「GOLD DISC 2016年7月度」『The Record』第682巻、日本レコード協会、2016年9月、14頁。

[4] “Soup | 藤原さくら”. ORICON NEWS. オリコン. 2018年9月18日閲覧。

[info-5] “Discography｜藤原さくら”. 2016年6月5日閲覧。

[6] “月9ヒロイン藤原さくら、6・8主題歌「soup」福山雅治が楽曲提供”. ORICON NEWS (オリコン). (2016年4月23日) 2019年8月2日閲覧。

[7] 中野明子（インタビュー）「藤原さくら「Soup」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、1頁。2020年4月10日閲覧。

[8] “藤原さくら1stシングル、佐野さくら＆神代広平によるボーナストラック収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月17日). https://natalie.mu/music/news/187511 2020年4月10日閲覧。

[natalie20160517-9] “藤原さくら1stシングル、佐野さくら＆神代広平によるボーナストラック収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月17日). https://natalie.mu/music/news/187511 2020年3月7日閲覧。

[10] “藤原さくら、月9ドラマ『ラヴソング』主題歌がiTunes1位。新劇中歌「好きよ好きよ好きよ」も配信へ”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2016年5月17日) 2020年3月7日閲覧。

[cinra20160630-11] 黒田隆憲（インタビュー）「藤原さくらに本音を訊く。『ラヴソング』抜擢に葛藤はあった？」『CINRA.NET』、株式会社CINRA、2頁、2016年6月30日。2020年4月10日閲覧。

[12] 中野明子（インタビュー）「藤原さくら「Soup」インタビュー」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャ、2頁。2020年4月10日閲覧。

[13] “【エンタがビタミン♪】月9『ラヴソング』で注目「500マイル」ヒロインを支える切ないフォークソング”. Techinsight Japan (2016年4月12日). 2016年6月13日閲覧。

[14] “藤原さくら、月9「ラヴソング」主題歌MVをGYAO!解禁”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年5月2日). https://natalie.mu/music/news/185755 2018年9月18日閲覧。

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表話編歴フジテレビ月9主題歌 2010年代後半
2015年	デート〜恋とはどんなものかしら〜「あなたに恋をしてみました」（chay）ようこそ、わが家へ「青空の下、キミのとなり」（嵐）恋仲「君がくれた夏」（家入レオ） 5→9〜私に恋したお坊さん〜「クリスマスソング」（back number）
2016年	いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう「明日への手紙」（手嶌葵）ラヴソング「soup」（藤原さくら）好きな人がいること「好きな人がいること」（JY）カインとアベル「Give Me Love」（Hey! Say! JUMP）
2017年	突然ですが、明日結婚します「Motion」（西内まりや）貴族探偵「I'll be there」（嵐）コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season「HANABI」（Mr.Children）民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜「LIFE」（AAA）
2018年	海月姫「A New Day」（Beverly）コンフィデンスマンJP「ノーダウト」（Official髭男dism）絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜（Season3）「もし君を許せたら」（家入レオ） SUITS/スーツ（Season1）「WOLF」（B'z）
2019年	トレース〜科捜研の男〜「crystal」（関ジャニ∞）ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜「Remember Me」（MAN WITH A MISSION）監察医朝顔（第1シリーズ）「朝顔」（折坂悠太）シャーロック「Shelly」（DEAN FUJIOKA）
1980後 1990前 1990後 2000前 2000後 2010前 2010後 2020前 2020後 2030前

表話編歴 iTunes Weekly RANKING第1位 2016年（2016年6月27日付）
1月	11日・18日 SUN（星野源） 25日 Wherever You Are（ONE OK ROCK）
2月	1日・8日みんながみんな英雄（AI） 15日海の声（浦島太郎（桐谷健太）） 22日明日への手紙（手嶌葵） 29日 PERFECT HUMAN（RADIO FISH）
3月	7日 PERFECT HUMAN（RADIO FISH） 14日みんながみんな英雄（AI） 21日・28日 Always coming back（ONE OK ROCK）
4月	4日もっと（aiko） 11日 Feel So Alive（三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE） 18日サイレントマジョリティー（欅坂46） 25日花束を君に（宇多田ヒカル）
5月	2日・9日・16日花束を君に（宇多田ヒカル） 23日一度だけの恋なら（ワルキューレ） 30日 Mint（安室奈美恵）
6月	6日僕の名前を（back number） 13日・20日やさしさで溢れるように（Flower） 27日 Soup（藤原さくら）
7月	4日・11日魔法って言っていいかな?（平井堅） 18日 Overflows 〜言葉にできなくて〜（ナオト・インティライミ） 25日 Have a nice day（西野カナ）
8月	1日翼（藍井エイル） 8日・29日前前前世（RADWIMPS） 15日 Hero（安室奈美恵） 22日アリア（BUMP OF CHICKEN）
9月	5日・12日・19日・26日前前前世（RADWIMPS）
10月	3日・10日・17日前前前世（RADWIMPS） 24日・31日恋（星野源）
11月	7日・14日・21日・28日恋（星野源）
12月	5日・12日・19日・26日恋（星野源）
2014 2015 2016 2017 2018 2019

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