SOHC・マルチバルブ・MVV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 20:30 UTC 版)
「三菱・6G7型エンジン」の記事における「SOHC・マルチバルブ・MVV」の解説
DOHC仕様が6G72を純粋にボアダウンしただけの仕様に対して、SOHC24バルブモデルは60度V6エンジンとして再設計が成されており、乾燥重量は155kg、やや低圧縮比の小型シリンダーヘッドでエンジンルーム内のスペース確保に貢献している。二又式のロッカーアームで四本のバルブを駆動し、ペントルーフ型のクロスフロー燃焼室を採用してスパークプラグのセンター配置と吸排気の乱流低減、MVVによる希薄燃焼を実現、排ガス低減を図っている。インテークバルブ径は33 mm、エキゾーストバルブ径は29 mm、カムシャフトはタイミングベルト駆動である。後にオーストラリア三菱がこのエンジンを参考に、6G72エンジンのマルチバルブ化を独自に行っている。 エンジン形式 V型6気筒 SOHC 24バルブ (吸気2、排気2) 圧縮比 9.5:1 燃料装置 ECI-MULTI 最大出力 175 PS (129 kW) / 5,500 rpm 最大トルク 23.0 kg⋅m (226 N⋅m; 166 lb⋅ft) / 4,500 rpm
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