SKYACTIV-CHASSIS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 23:45 UTC 版)
「SKYACTIV TECHNOLOGY」の記事における「SKYACTIV-CHASSIS」の解説
サスペンション形式はフロントにストラット、リアはコンパクトカープラットフォーム(デミオ・CX-3)ではトーションビーム式サスペンション、それ以外ではマルチリンクを採用している。 フロントサスペンションのキャスター角およびトレール量を拡大して高速域での直進性を高めた上で、電動パワーステアリングのギヤレシオを従来より高速化させヨーゲインのピークを低車速域に設定し、操舵の軽快感と安心感を両立させている。 リアのマルチリンクサスペンションはトレーリングアームの取り付け位置を2代目アテンザ比で45 mm上方に設定し、後輪の揺動軌跡を後傾化したことで前後方向の入力の低減と制動時のリフトの抑制を図ると同時に、ショックアブソーバーの減衰力とトップマウントラバーの剛性の低減により快適性を向上させた。また、クロスメンバーの閉断面部をフランジレス化するなどして、剛性を向上させながら従来比で14 %の軽量化を実現したとしている。トーションビームサスペンションにおいてもトーションビームブッシュの取り付け位置を前モデルより35 mm上方に移動し性能の向上を実現したとしている。
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