SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019
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SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019 | ||
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イベント詳細 | ||
シリーズ | GROUND ZERO | |
主催 | シュートボクシング協会 | |
開催年月日 | 2019年12月3日 | |
開催地 | ![]() 東京都文京区 |
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会場 | 東京ドームシティホール | |
試合数 | 10 | |
イベント時系列 | ||
SHOOT BOXING 花やしき Extreme.3 | SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019 | SHOOT BOXING 2020 act.1 |
SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019(シュートボクシング・グラウンドゼロ・トウキョウ 2019)は、シュートボクシング協会が2019年12月3日に東京ドームシティホールで開催したSHOOT BOXING(略称、SB)の大会。
「GROUND ZERO」とは、シュートボクシングが「格闘技の祭典」として開催しているビッグマッチシリーズであり、通常の公式戦では見られない豪華カードを組むことを趣旨としている[1]。本大会のメインイベントでは、S-cup2018[注 1]世界王者である海人とRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアとの試合が行われ、海人が判定勝利した。
対戦カード発表
2019年10月にメインイベントとしてS-cup2018世界王者である海人とRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアとの王者対決、SB日本ライト級王者である西岡蓮太とWPMF世界スーパーフェザー級王者の町田光との対戦、新日本キックボクシング協会からWKBA世界ライト級王者の重森陽太とSB日本スーパーフェザー級王者である笠原弘希との対戦が行われることが発表された[2][3][4][5][6][7]。
2019年11月に全対戦カードおよび試合順が発表され、全10試合のうち8試合がシュートボクシング王者&トップランカーvs他団体&外国人選手という対抗戦図式となった[8]。
シュートボクシング初の新日本キックボクシング協会からの出場選手となった重森陽太は、インタビューで「最初にお話を聞いた時はビックリしたのですが、SBと新日本キックが初めて交流するというのでさらに格闘技が盛り上がるための第一歩になるんじゃないかなと思います」と話した[9]。投げ技、立ち関節技が認められているシュートボクシングについては「組んだ時に首相撲の展開に固執しても面白いのかなと思ってます。投げられる場面があったら投げたいですね」と話した[9]。
2019年12月2日に前日計量&記者会見が行われ、シュートボクシング会長のシーザー武志はメインイベントの海人とベイノアの対戦について、両者ともに元WMC世界フェザー級王者のタップロン・ハーデスワークアウトに勝利していることから、自らベイノアに海人との対戦をリクエストしたと話した[10]。極真空手家による異種格闘技戦となることについてウィリー・ウィリアムスを引き合いに出して記者から質問されたベイノアは、「僕も令和のウィリーを目指していて」「僕も一人の空手家として最強を目指していきたい」と話した[10]。海人は「僕はもう何年もシュートボクサーとは試合をしていなくて、他団体の強い選手とさせてもらっているので変わらずシュートボクサーの強さを証明するだけ」などと話した[10]。
大会
2019年12月3日に東京ドームシティホールで行われた大会では、メインイベントで海人がベイノアに5回を終えて判定3-0で勝利[11]。勝利者マイクでは、「こんなつまんない試合してしまって言うのは何ですが、大晦日は格闘技の日なのでRIZINさん、オファーをください」などと話した[11]。
西岡と町田光の対戦は、3回に町田がバックドロップでシュートポイント2点を獲得し、判定3-0で勝利[11]。その他、新日本キックの重森が笠原に肘打ちでKO勝利、NJKFフライ級王者の松谷桐が伏見和之に逆転KO勝利、SB日本女子ミニマム級王者の女神がKO勝利するなど、全10試合(オープニングマッチ含む)が行われた[11][12]。
また、SB世界女子フライ級王者のRENAが登場し、12月31日にRIZINがさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.20』で、6月にBellatorで敗戦したリンゼイ・ヴァンザントとのリマッチ(総合格闘技ルール)を行うことを発表[13]。RIZIN代表の榊原信行も登壇し、「RENAがSBを代表して、いやRIZIN女子のエースとして大一番に挑むことになりました」などと話した[13]。RENAは「全力でリンジーと皆さんをリング上でビックリさせてSBの力、5年間RIZINで頑張ってきた力を爆発させるので年末よろしくお願いします」などと語った[13]。
試合結果
映像外部リンク | |
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海人 vs. ベイノアの試合映像 | |
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- 第1試合 CEASARS LEAGUE 2019&ランキング戦 SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
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○
日本 竹野元稀 vs.
日本 大桑宏章 ×
- 2R 2分15秒 KO(左ヒザ蹴り)
- 第7試合 61.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ち有り
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○
日本 重森陽太 vs.
日本 笠原弘希 ×
- 延長R 2分34秒 TKO(ドクターストップ) ※本戦は29-30、30-30、30-30
- 第9試合 SB日本ウェルター級(67.5kg)エキスパートクラス特別ルール 3分5R延長無制限R ※ヒジ打ち無し
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○
日本 海人 vs.
アメリカ合衆国 “ブラックパンサー”ベイノア ×
- 5R終了 判定3-0(50-48、49-48、49-48)
テレビ放送
2019年12月23日にシュートボクシングのチバテレビでのレギュラー番組『-Art of Fight-SHOOT BOXING』にて特集番組が放送された[15]。また、11月25日には大会直前特集が放送された[16]。
脚注
注釈
- ^ シュートボクシングが開催した65kg級の世界トーナメント
出典
- ^ “12.26 GROUND ZEROはシュートボクシングの過去・現在・未来をつなぐ“格闘技の祭典”だ! - SHOOTBOXING|シュートボクシング”. SHOOTBOXING|シュートボクシング - (2024年12月25日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】海人とRISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノアが激突”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】S-cup世界王者の海人がRISE王者ベイノアと激突=12.3 TDCホール”. eFight (2019年10月25日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】町田光が再上陸、6連勝の西岡蓮太と対戦=12月3日(火)TDCホール”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】町田光、出るか居合パンチ改! 6連勝中の若き王者・西岡蓮太と対戦=12.3 TDCホール”. eFight (2019年10月27日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】新日本キックボクシング協会との交流がついに開戦、笠原弘希vs重森陽太が決定”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】新日本エース・重森陽太が殴り込み、笠原弘希との王者対決が実現”. eFight (2019年10月30日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “【シュートボクシング】10試合のうち8試合がSB王者&トップランカーvs他団体&外国人選手=12・3TDCホール大会の全対戦カード&試合順決定”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ a b “【シュートボクシング】新日本キックの先陣を切って乗り込む重森陽太「勝った王者が格闘技界を引っ張っていく存在になる」”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ a b c “【シュートボクシング】令和のウィリー・ウィリアムスを目指すというベイノアに海人は「圧倒して倒して勝つ」=前日計量”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e “【シュートボクシング】海人がタフなベイノアに苦戦も勝利、RIZINへの参戦をアピール!町田光はバックドロップで2連勝、女神が女子ムエタイ戦士を圧倒KO”. ゴング格闘技 - GONKAKU. pp. 1-4. 2025年9月14日閲覧。
- ^ a b “【シュートボクシング】海人がベイノアを判定で下して大晦日参戦アピール、町田光がバックドロップ決め判定勝利”. eFight (2019年12月3日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ a b c “【RIZIN】RENAが大晦日に失神一本負けのリベンジ戦!Bellatorリンゼイとの再戦決定”. ゴング格闘技 - GONKAKU. 2025年9月14日閲覧。
- ^ “SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019”. SHOOTBOXING (2019年12月4日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “12.23チバテレビ 海人vsベイノアが激闘したGROUND ZEROを特集”. SHOOTBOXING (2019年12月23日). 2025年9月14日閲覧。
- ^ “11.25チバテレビ 海人と対戦するベイノアがゲスト出演、12.3大会直前特集”. SHOOTBOXING (2019年11月25日). 2025年9月14日閲覧。
「SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019」の例文・使い方・用例・文例
- 小林さんは現在,ニュース番組の「NEWS ZERO」に出演している。
- スタンドの学生が TOKYO と人文字を書いた.
- 日本は2019年にラグビーのワールドカップを開催することになり,日本ラグビーフットボール協会はタグラグビーの小学校への導入を促進している。
- 2019年のワールドカップは日本で開催される予定だ。
- 洗濯,乾燥から折りたたみまで,洗濯の全工程を行える全自動の機械を2019年までに市場に出すことが望まれている。
- 工事は12月に始まり,2020年の東京五輪に向けてスタジアムの準備が整うよう,2019年11月までに終了することになっている。
- 外務省は2019年度中に新デザインのパスポートの発行を開始する予定だ。
- サークルKとサンクスの残りの店舗は,2019年2月までに「ファミリーマート」に転換される予定である。
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