サウジ基礎産業公社
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | タダウル 2010 |
本社所在地 | リヤド, サウジアラビア |
設立 | 1976年 |
業種 | 化学 |
事業内容 | 化学品の製造 |
代表者 | Abdulaziz Saleh Aljarbou, (Chairman) Yousef Abdullah Al-Benyan, (CEO) |
従業員数 | 35,000人 (2017) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
サウジ基礎産業公社(英: Saudi Basic Industries Corporation)は、1976年に設立された石油化学製品、化学薬品、工業用ポリマー、肥料、および金属を取り扱う多角的製造会社であり、Tadawulに記載されている中東とサウジアラビアで二番目に大きい公開会社である[1]。サウジアラビア基礎産業公社と呼ばれることもあり[1][2]、英文社名の頭字語である SABIC も広く知られている。
2020年、サウジアラムコはサウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンドが保有するSABICの株式(70%)を取得した。
サウジ基礎産業公社は2018年時点で世界中に事業拠点を持つ石油化学大手企業であり[3]、日本にも栃木県真岡市にプラスチック製品の製造に関する事業部門(SABICジャパン合同会社)が置かれている[4]。
出典
- ^ a b “サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)の概要”. 日本経済新聞 (2011年3月9日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ ジュンツウ
- ^ サウジ基礎産業公社、第2四半期は81%増益
- ^ SABICジャパン合同会社
外部リンク
SABIC
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「サウジアラビアの経済」の記事における「SABIC」の解説
サウジアラビア基礎産業会社 (SABIC)は、1976年に国王令で設立された、化学製品、ポリマー、肥料などを製造する会社である。2008年には時価総額でアジア最大かつ、上場の非石油企業としてはもっとも利益を生む会社となった。同時に世界4位の石油化学企業であり、2009年版の世界最大企業のランキング Fortune Global 500では186位にランクインした。エチレングリコールとメタノールの製造量では世界第2位、 ポリエチレンでは第3位、さらにポリプロピレンとポリオレフィンでは第4位である。スタンダード・アンド・プアーズとフィッチはSABICが世界最大のポリマー製造企業となると見込み、また2005年はペルシャ湾岸地域で最大の製鉄会社であるとして、企業格付を「A」としている。2008年のFortune 500ランキングではSABICの売上は400億2000万ドルを記録したとしており、利益は58億ドル、資産は72.4億ドルとしている。
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