SA06B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 03:20 UTC 版)
「スーパーアグリ・SA06」の記事における「SA06B」の解説
トルコGPからは、フロント周りを改善した(SA06はSA05と同じフロントサスペンションが用いられていたが、SA06Bでゼロキールサスペンションが投入された)Bスペックを投入。同時にSA06のサードカー(Tカー)も投入された。 2006年の日本グランプリでは、設計が古いマシンに最新型のエンジンを合わせた事でネックになっていたエキゾーストマニホールドをホンダ栃木研究所のスタッフが実寸の上でワンオフのエキゾーストを製作、その結果シーズンの最終戦・ブラジルGPがSA06Bの最後のレースとなったが、第3ドライバーのフランク・モンタニーがフリー走行で8位を記録。決勝では佐藤がレース中盤にトップグループと遜色無いタイムで走り、その中でも41周目は誰よりも速いラップタイムを記録。ライバルであるMF1レーシングやトロ・ロッソ、レッドブルを上回り、ベストリザルトを更新する10位フィニッシュを果たした。レース中のファステストラップも山本が7位、佐藤が9位を記録しており、来年に期待を持たせるシーズンとなった。 リザルト上は2戦連続ダブル完走だが、佐藤がチェッカー後失格になった中国GPを含めると実質的には3戦連続でのダブル「完走」となった。
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