RDS 2.0
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「Radio Data System」の記事における「RDS 2.0」の解説
RDSフォーラム(スイス・ジュネーブ)は、2015年6月の年次総会において新たな標準規格RDS2を運用することを決定した。 この規格は、米国ラジオシステム委員会のRBDS小委員会から来た(同じ技術を扱う)仲間と緊密に協力して作成されたもので、世界中のFM放送とデータサービスのための統一されたプラットフォームを提供するものとなっている。 主な特徴 64MHzから108MHzまでの周波数を切れ目なくサポート(AF、EON)。 新たな文字符号化方式としてUTF-8(古いEBU文字セットは古い0A/2Aグループの互換モードのために残っている)。 新しいODA処理 - "B"グループは 信号伝送グループとして"A"グループに割り当てられる。 長いPS名 - UTF-8文字セットで最大32バイト(インド語、中国語、アラビア語など)。 128バイト長のラジオテキスト(eRT)をUTF-8で表示。 11.4毎秒から最大57"A"グループ毎秒まで容量を増加(シングル変調型マルチサブキャリア(SMMS)技術による2109ビット毎秒の純容量)。 グラフィカル・ラジオテキスト - HTML/CSSテンプレートの動作サポート(スマートフォン、カーラジオ、コンピュータ/タブレット用)。 受信機にIPまたはSMS機能がある場合、gRTを超えてのチャンネル復帰をサポート。 放送局のグラフィックロゴ - 最大4キロバイトの画像(JPEGかPNGかGIF)。 ハイブリッドラジオ機能(一部をラジオ・フランスの開発に基づく)。
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