R3形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 04:08 UTC 版)
「ミュンヘン市電R形電車」の記事における「R3形」の解説
R2形に続く輸送力増強を目的に1999年から2001年にかけて導入が実施された4車体連接車で、「R3.3形」とも呼ばれている。R2形から車体デザインが変更され、前面は傾斜を帯びた形状となっている他、車体も軽量化のため複合アルミニウム素材が用いられている。塗装は従来の車両とは異なり「スバルブルー」と呼ばれる青地に灰色の帯(車体下部)、窓周りは黒色という塗装が採用されている。また、台車の固定軸距をR2形から広げると共に連接部分の構造を変更する事で前方2車体と後方2車体の自由度を高めており、急曲線走行時の先頭車体の揺れが解消されている。 当初は17両を導入する予定であったが、R1形の廃車に伴う都合から3両の追加発注が実施されており、2022年現在は20両が在籍する。 車内 R3形(2216)(2009年撮影) R3形(2217)(2010年撮影)
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