ProcessThread.PrivilegedProcessorTime プロパティ
アセンブリ: System (system.dll 内)

スレッドが、オペレーティング システム コアでコードを実行した時間を示す TimeSpan。


Windows はさまざまな保護機構を使用します。そのすべての根底に、ユーザー モードと特権モードの区別があります。PrivilegedProcessorTime は、アプリケーションをオペレーティング システム コア内部で特権モードを使用して実行した時間に相当します。UserProcessorTime プロパティは、アプリケーションがシステム コアの外でユーザー モードでコードを実行した時間を示します。
ユーザー モードは、アプリケーションを 2 つの重要な方法で制限します。まず、アプリケーションは、周辺機器に直接アクセスできません。周辺機器のデータを取得または設定するには、オペレーティング システム コアを呼び出す必要があります。これによって、あるアプリケーションが別のアプリケーションが必要とする周辺機器のデータを破壊することを防ぎます。2 番目に、アプリケーションはオペレーティング システム自身が管理するデータの読み取りまたは変更ができません。この制限によって、アプリケーションが偶然または故意にコアを破損することを防ぎます。アプリケーションでオペレーティング システムに操作を実行させる必要がある場合は、システム ルーチンのいずれかを呼び出します。これらの特権モードへの移行の多くは、操作を実行した後、速やかにユーザー モードに戻ります。

Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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