Praludium und Fuge a-Moll BWV 895とは? わかりやすく解説

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バッハ:前奏曲とフーガ イ短調

英語表記/番号出版情報
バッハ前奏曲とフーガ イ短調Praludium und Fuge a-Moll BWV 895出版年1843年  初版出版地/出版社Peters 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
プレリュード Prelude1分20 No Image
フーガ Fugue2分30秒 No Image

作品解説

2008年5月 執筆者: 朝山 奈津子

 偽作とみる説もあるが、バッハ存命中に作られ信頼性の高い資料伝えられており、真作可能性きわめて高い。音楽内容から初期作品、すなわちアルンシュタット時代あたりに成立した考えられる
 プレリュード対位法的な展開をまったく含まない、パッセージワークのみによる曲。問いかけるような32分音符の上行音型で始まり華麗な3オクターヴ下行音階終結に向かう。短いながら演奏効果の高い前奏である。
 フーガでは、同音反復主題分散和音用いた16分音符動機とが対比される。が、三和音範疇にほとんど収まってしまうため、全体響き単調になってしまった。対位法はこの曲でもあまり冴えず、同じ組み合わせ繰り返して登場する。それでも終結部では3オクターヴ優に超える長い下行パッセージ現れプレリュードとの関連明確になる




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