ポノス (企業)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ポノス (企業)の意味・解説 

ポノス (企業)

(PONOS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 07:14 UTC 版)

ポノス株式会社
PONOS Corporation
本社を構える日土地京都四条ビル
種類 株式会社
略称 PONOS、ポノス
本社所在地 日本
600-8005
京都府京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町12番地1
日土地京都四条通ビル[1]
設立 1990年12月
業種 情報・通信業
法人番号 4130001028552
事業内容 コンピュータゲーム開発
代表者 辻子 依旦(代表取締役社長CEO)
資本金 1530万円[2]
従業員数 150人[3]
外部リンク https://www.ponos.jp/
テンプレートを表示

ポノス株式会社(PONOS Corporation)とは、主にコンピュータゲームの開発・製造・販売を行う日本企業

概要

1990年12月に起業した企業で、コンピュータゲーム開発を中心に操業している。[3]会社スローガンは「GO FAR BEYOND(斜め上を、行け)」[4]

2012年11月15日iOSAndroid向けに配信したタワーディフェンスゲーム、『にゃんこ大戦争』を配信。2025年2月時点で1億 ダウンロードを突破している[5]

また、2018年から2020年にかけて社名と同名のeスポーツチームを運営[注 1][6]。モバイルゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』で活動し、2020年の世界大会では3位に入る活躍を見せた[7]。2021年5月にはKADOKAWA Game Linkage運営のeスポーツチーム『FAV gaming』とスポンサー契約を締結[8]。それに先駆けて、同社チーム所属の一部選手が『FAV gaming』に移籍している[9][10]

沿革

(この節の出典[3])

  • 1990年12月 - 画像処理技術会社として、大阪市に起業。
  • 1994年2月 - 任天堂SFC開発ライセンス契約締結。
  • 1995年9月 - ソニー・コンピュータエンタテインメントPlayStation開発ライセンス契約締結。
  • 1999年2月 - PlayStationゲームソフト、「マービーベィビーストーリー」発売。
  • 2000年11月 - PlayStationゲームソフト、「ディオラムス」発売。
  • 2001年11月 - NTTドコモコンテンツ配信契約締結。
  • 2002年1月 - iモードコンテンツサービス「対戦バカー台」提供開始。
  • 2007年3月 - 本社を京都市下京区に移転。
  • 2009年3月 - Yahoo!ケータイコンテンツサービス「ブラボー堂」配信。
  • 2010年10月 - Androidアプリケーション配信開始。
  • 2011年9月 - Ezwebコンテンツサービスサービス「惑星ポノス」配信。
  • 2012年6月 - docomoSPモードコンテンツサービス、「対戦☆バカー台」配信。
  • 2012年11月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大戦争」配信。
  • 2015年10月 - 江戸オフィスを東京都渋谷区に設置。
  • 2019年10月 - iOS、Android向けアプリケーション、「にゃんこ大泥棒」配信。

拠点

  • 京オフィス(本社) - 京都市下京区売東町12-1 日土地京都四条通ビル[1]
  • 京オフィス別邸 - 京都市中京区指物町328 増井ビル[1]
  • 江戸オフィス - 東京都渋谷区恵比寿南1丁目7-8 恵比寿サウスワン[1]

モータースポーツ事業

2023年より同社が運営している、レーシングチーム。

スポンサー活動

2021年、前述のeスポーツチーム『FAV gaming』、フォーミュラ1(F1)チーム『ウィリアムズ・レーシング[11]と日本のレーシングチーム『ROOKIE Racing』のスポンサーを務めた[12]

また2015年には『日本レースクイーン大賞』の初代冠スポンサーを務め、受賞者の中からPONOS賞[注 2]も選定された。

2022年9月27日、F1チームのレッドブル・レーシングと、F1第18戦「日本グランプリ」におけるパートナーシップを締結した[14]

2023年には、SUPER GTにて2台体制を敷くGAINERの1台で、メインスポンサーを務めた[15]

2024年からはスーパーフォーミュラに参戦するNAKAJIMA RACINGのメインスポンサーを務める。

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 2018年は『PONOS Sports』名義で活動
  2. ^ この年のグランプリだった荒井つかさが受賞[13]

出典

  1. ^ a b c d 会社情報”. ポノス株式会社 (2016年2月22日). 2020年5月9日閲覧。
  2. ^ イシン株式会社. “ポノス株式会社”. 注目の西日本ベンチャー100. 2020年5月9日閲覧。
  3. ^ a b c 会社情報”. ポノス株式会社 (2016年2月22日). 2020年5月9日閲覧。
  4. ^ ポノスについて”. ポノス株式会社 (2016年2月18日). 2020年5月9日閲覧。
  5. ^ 期間限定イベント「熱血!にゃんこ大運動会」と「熱血硬派くにおくん」×「にゃんこ大戦争」コラボ、8600万ダウンロード突破記念イベント開催のお知らせ”. PR TIMES (2023年10月4日). 2022年10月4日閲覧。
  6. ^ PONOSクラロワチーム”. ポノス株式会社. 2021年8月4日閲覧。
  7. ^ 「クラロワリーグ」世界一はチームケソ 日本のPONOSは3位”. 毎日新聞. 株式会社毎日新聞社 (2020年12月6日). 2021年8月4日閲覧。
  8. ^ プロゲーミングチーム“FAV gaming”、「ポノス」によるスポンサー契約が決定!” (PDF). 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年5月11日). 2021年8月4日閲覧。
  9. ^ 新メンバー「RAD」加入のお知らせ”. 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年1月12日). 2021年8月4日閲覧。
  10. ^ 新メンバー「ライキジョーンズ」加入のお知らせ”. 株式会社KADOKAWA Game Linkage (2021年1月12日). 2021年8月4日閲覧。
  11. ^ 『にゃんこ大戦争』を運営するポノス株式会社とウイリアムズF1、2020年のスポンサー契約を締結”. auto sport web. 株式会社三栄 (2019年10月31日). 2021年8月4日閲覧。
  12. ^ スーパーフォーミュラ:ROOKIE Racingの2020年カラーリング発表。大嶋和也がYoutubeで公開”. auto sport web. 株式会社三栄 (2020年4月20日). 2021年8月4日閲覧。
  13. ^ PONOS日本RQ大賞2015:2015年の人気No.1レースクイーンが決定!”. 日本レースクイーン大賞 (2016年1月15日). 2021年11月8日閲覧。
  14. ^ にゃんこ大戦争のポノス、レッドブル・レーシングとF1日本GPでのパートナーシップを締結 鈴鹿サーキット限定グッズを販売”. car watch (2022年9月27日). 2022年11月1日閲覧。
  15. ^ Inc, Aetas. “「にゃんこ大戦争」のポノスがレーシング事業を発足。ル・マン24時間レースやスーパーGTへの参戦も明らかに”. 4Gamer.net. 2023年10月25日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ポノス (企業)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポノス (企業)」の関連用語

ポノス (企業)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポノス (企業)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのポノス (企業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS