PEG-NR70/PEG-NR70V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 02:50 UTC 版)
「CLIE」の記事における「PEG-NR70/PEG-NR70V」の解説
「PEG-NR70/PEG-NR70V公式サイト」も参照 2002年発売。PalmOS4搭載。QWERTYキーボード搭載、折りたたみ型CLIE。これまでに無い斬新なスタイルで、Palmデバイスの新境地とも呼ばれた機種。液晶・タッチパネル部が180度回転し、広げて使う・閉じて使うという2通りの使い方ができるという「Wingデザイン」のほか、キーボードとソフトウェアグラフィティを搭載。これらは後のCLIEシリーズに引き継がれている。OSにはPalm OS Ver 4.1を、CPUにはDragonBall Super VZ 66MHzを使用。PEG-NR70Vには10万画素のCMOSイメージセンサー(カメラ機能)が備わっている。ソフトウェアキーボードやカメラ機能、メディアプレーヤー機能、320×480ドットのワイドハイレゾ液晶など、エンターテインメント志向で、PDAを使い慣れていないユーザの獲得を狙った商品だったが、それまでPDAを使い慣れていた人々からは、「押すとすぐにメモ帳やアドレス帳などが起動するハードウェアボタンがキーボードと同じ面にあり、画面を閉じた状態で使用しているとすぐには押せない位置のため不便である」「ボディーが厚く重い」「駆動時間が短い」などの批判的な意見も述べられた。
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