PB-RM360
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:14 UTC 版)
「日産ディーゼル・スペースランナーRM」の記事における「PB-RM360」の解説
2004年にフルモデルチェンジにより、PB-RM系となる。搭載機関は今回から自社開発を中止し、日野自動車からエンジン供給を受けている。平成16年排出ガス規制(短期規制)75%低減を達成した、直列5気筒インタークーラーターボ装備のJ07E-TC型 (225ps) 1種類のみ。 PB-RM系から、平成18年の灯火器保安基準の改正に対応するため、リアコンビネーションランプが縦並びの物になり、先代とは全く異なるリアスタイルになった。またエンジンルーム通気口が乗降扉側にあるのが特徴。床高さはノンステップとワンステップの2種類が存在する。 観光・自家用仕様も路線用と同じく搭載機関はJ07E-TC型1種類のみで、同じく縦型リアコンビネーションランプを装備する。観光・自家用仕様はラインナップが縮小され、ハイデッカーの設定が無くなり、ツーステップ標準床のみとなった。この観光・自家用仕様はホイールベースが100mm延長され、専用のH尺となっている。 車体はこれまで採用されてきた日デオリジナルボディから96MCに変更され、大型のE-IIに準じたスタイルとなった。ただし、大型のE-IIと違いフロントガラスの傾斜が少なく、フロントガラスは分割型が選択可能になったものの、周囲の形状はこれまでの日デオリジナルボディと変わらない。その他はバンパー周りと灯火関係の変更に留まる。 自動車排出ガス規制のため2007年8月で販売を終了し、次の車種が登場するまで4か月ほど空白期間となる。 ノンステップPB-RM360GAN船橋新京成バス ワンステップPB-RM360GAN羽後交通
※この「PB-RM360」の解説は、「日産ディーゼル・スペースランナーRM」の解説の一部です。
「PB-RM360」を含む「日産ディーゼル・スペースランナーRM」の記事については、「日産ディーゼル・スペースランナーRM」の概要を参照ください。
- PB-RM360のページへのリンク