OSGi フレームワークの範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 19:54 UTC 版)
「OSGi」の記事における「OSGi フレームワークの範囲」の解説
このフレームワークは、スタンドアロンの Java/VM 環境に欠けている完全で動的なコンポーネントモデルを実装している。アプリケーションソフトウェアや(「バンドル; bundle」形式で配布される)コンポーネントは遠隔からインストール・起動・停止・(リブートせずに)アンインストールできる。Javaのパッケージやクラスの管理は詳細に規定されている。ライフサイクル管理は、遠隔から管理ポリシーをダウンロードすることでAPIを経由して行われる。サービスレジストリにより、バンドルが新たなサービスや消滅したサービスを自動検出して適切に対応する。 当初の目的はサービスゲートウェイの仕様だったが、適用範囲が広がっていった。OSGi の仕様は、携帯電話からオープンソースのEclipse IDEまで幅広く応用されている。他にも、自動車、ファクトリーオートメーション、ビル管理システム、携帯情報端末、グリッド・コンピューティング、エンターテインメント(例えば iPronto)、アプリケーションサーバなどに応用されている。
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