NPO法人による自主上映会
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「シネマ尾道」の記事における「NPO法人による自主上映会」の解説
河本は2004年9月23日、2人の仲間とともに任意団体「尾道に映画館をつくる会」を発足させた。公共ホールでの映画上映会を企画し、2005年1月16日に初の上映会を開催。上映作品は小津安二郎監督生誕100周年記念作品である『珈琲時光』(ホウ・シャオシェン監督、03年)。600人近くを動員。2ヶ月後には第2回上映会として広島県が舞台の『父と暮らせば』(黒木和雄監督、04年)を開催し、観客800人を集めて好評を博した。尾道市/広島県とつながりのある作品を選定したことでメディアにも取り上げられ、このことは後のち活きている。 2006年10月27日にはNPO法人に組織変更し、映画館の開館を目標に活動を続けた。2、3か月に一度、不定期に公共ホールや地元商店街で自主上映会を開催し、4年間で8,500人の観客を集めた。1回の平均動員数は約500人、上映会は毎回黒字であり、「尾道に映画館をつくる会」の取り組みはメディアに頻繁に取り上げられるようになった。「尾道に映画館をつくる会」の会員は100人を超え、ボランティアスタッフも30人近くに増加した。
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