NAPS-X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 07:37 UTC 版)
詳細は「日産・CAエンジン」を参照 NAPS-Xとは、日産・CAエンジンのうち、初期のSOHCエンジンに名付けられたペットネームであり、NAPS-Zと同様にツインプラグによる急速燃焼技術を使用していた。日本では1981年にT11型オースターにCA16Sエンジンが初搭載、米国では1982年にT11型スタンザにCA20S型が搭載された。CA型エンジンは通常のモデルは半球型燃焼室であったが、北米仕様のうちカリフォルニア仕様のみは台形型燃焼室が採用され、1983年以降は全てのCA型エンジンがこの燃焼室となった。NAPS-Zと同様に、後年にはターボチャージャー仕様(CA18ET)もラインナップされたが、CA型エンジン自体のDOHC化に伴い、ツインプラグのNAPS-Xコンセプトは利用されなくなり、NAPS-Xのペットネームも冠されなくなった。また、日産・E型エンジンや日産・KAエンジンなどの後年のSOHCエンジンにも、NAPS-ZやNAPS-Xのツインプラグ急速燃焼技術は継承されることなく終わっている。 なお、NAPS-XのCA20E 1,974ccエンジンは、NAPS-Z Z20Eエンジンと比較して 幅が細い 全長が短い 77ポンドの軽量化 より高出力 より低燃費 であるとされた。
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