Millenniumシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/25 10:16 UTC 版)
「Matrox Millennium」の記事における「Millenniumシリーズ」の解説
Millennium MGA-MIL/2B,MGA-MIL/4B (MGA-MIL/4) Millenniumシリーズの廉価版モデル。175MHzのRAMDACを搭載している。インターフェイスはPCI。メモリ容量はWRAMを2MBまたは4MB(オプションで8MBに増強可)。OEMでの供給もされており、DELLや、NECのPC-9801シリーズにも純正品として使われており、ボードの設計、仕様は同じであるが、ラベルの表記が異なる。PC-9821X-B03ならびにPC-9821Xv13/W16シリーズでは2MB、PC-9821X-B03にPC-9821X-B03-01を増設した場合、並びに、PC-9821Xt13/C12、Xt16/R16並びにそのK12、Xv20/W30では、4MBが実装されている。PC-9821シリーズ用のボードも設計は同一で、BIOSがジャンパスイッチによって、切り離されているだけで、PC/AT互換機用のBIOSも実装されている。但し、使用できないコンポジットモジュール用のビデオ入出力コネクタは、パターンはあるもののパーツが省略されている。また、純正品の最大メモリ容量が4MBということもあり、PC-9821シリーズでは、8MB実装してあっても使われるのは、4MB、RAMDACも実装部品にかかわらず、175MHzとして動作する。 Millennium MGA-MIL/2I,MGA-MIL/4I (MGA-MIL/220-2,MGA-MIL/220-4) Millenniumシリーズの基本モデル。220MHzのRAMDACを搭載している。インターフェイスはPCI。メモリ容量はWRAMを2MBまたは4MB(オプションで8MBに増強可)。 Millennium PowerDoc Edition Millenniumシリーズのハイエンドモデル。250MHzのRAMDACを搭載している。1600×1200ドット(24bitカラー)表示時であっても85Hzのリフレッシュレートを確保可能。インターフェイスはPCI。メモリ容量はWRAMを2MBまたは4MB(オプションで8MBに増強可)。 Millennium for PCI Power Mac MGA-MIL/4MAC,MGA-MIL/8MAC MillenniumシリーズのPower Mac用モデル。220MHzのRAMDACを搭載している。インターフェイスはPCI。メモリ容量はWRAMを4MBまたは8MB(4MB版はオプションで8MBに増強可)。
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