Miconia calvescensとは? わかりやすく解説

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おおばのぼたん (大葉野牡丹)

Miconia calvescens

Miconia calvescens

熱帯アメリカ原産です。高さは15メートル以上になり、大きな楕円形の対生ます。長さ80センチにもなり、ベルベットのような毛に被われます。3脈と直角に走る側脈特徴で、裏面紫色をしています。先に大きな円錐花序をだし、小さな白い花を咲かせます太平洋地域島々へは観賞用に導入されましたが、果実食べによって種子散布され野生化し、根が浅いので地滑り原因となったり、大きな覆い尽くすため、生態系の破壊につながるなどの問題引き起こしてます。別名で「ミコニア・カルウェスケンス」とも呼ばれます
ノボタン科ミコニア属の常緑高木で、学名は Miconia calvescens。英名は Velvet tree, Bush currant, Miconia
ノボタンのほかの用語一覧
ディソティス:  アフリカ姫野牡丹
ノボタン:  メラストーマ・ドデカンドルム
ブラケア:  ブラケア・グラキリス
ミコニア:  大葉野牡丹
メキシコノボタン:  ヘテロケンテロン・エレガンス
メディニラ:  メディニラ・スコルテキニー  メディニラ・スペキオサ

オオバノボタン

(Miconia calvescens から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 17:27 UTC 版)

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オオバノボタン
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: フトモモ目 Myrtales
: ノボタン科 Melastomataceae
: オオバノボタン属 Miconia
: オオバノボタン M. calvescens
学名
Miconia calvescens
DC.
英名
velvet tree

オオバノボタン[1]学名Miconia calvescens)は、フトモモ目ノボタン科に分類される常緑低木の一種。

分布

メキシコ南アメリカを原産地とする[2][3]ハワイ諸島ポリネシアなどの熱帯地域に外来種として定着している[2]

特徴

常緑低木で、高さ15mほどまで生長する。和名のとおり葉は巨大で葉脈が目立ち、対生する。小さな白い花をたくさん咲かせる。

自然林、植林地、市街地、川岸、沿岸、湿地などさまざまな環境に生育する。

外来種問題

観葉植物として世界各地に導入され栽培されたが、野生化し問題となっている。とくに熱帯雨林では、希少な植物の生育を脅かすほどの群落を形成する[2]

こうした悪影響が問題視され、本種は国際自然保護連合によって世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。駆除も実施されており、引き抜きや薬剤が用いられている[2]

日本には定着していないものの、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。

参考文献

  1. ^ 『熱帯植物要覧』 熱帯植物研究会、養賢堂、1996年、第4版、358頁。ISBN 4-924395-03-X
  2. ^ a b c d 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著) 『決定版 日本の外来生物』 平凡社、2008年4月21日。 ISBN 978-4-582-54241-7
  3. ^ Miconia calvescens”. Germplasm Resources Information Network. United States Department of Agriculture (1997年12月10日). 2012年9月28日閲覧。

   



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