MVTとは? わかりやすく解説

MVT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 22:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

MVT

一覧


MVT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 02:29 UTC 版)

IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事における「MVT」の解説

MVTはMFTよりもはるかに巨大かつ複雑であり、そのためSystem/360ハイエンド機で用いられた。OS全ての未使用メモリ単一プールとして扱い、そこから連続した領域並列動作するアプリケーションの数に応じて必要なだけ無制限に割り当てることができた。この方式はMFTよりもはるかに柔軟で、仕組み的にメモリ効率よく利用できたが、断片化しやすい問題があった。この問題顕在化すると、全体としてプログラム実行するのに十分な空き容量があるにもかからず、各領域分断されてしまい必要なサイズ連続した空き領域がないという状態に陥った1971年にMVTで使えるタイムシェアリングオプション(TSO)機能追加された。バッチジョブ実行機能ジョブ完了通知機能レポート印刷されるのを待たなくても結果閲覧できる機能などを持つエディタ含まれていたほか、System/360使われる一部プログラミング言語使用できるデバッガ含まれていたことから、 TSOプログラム開発広く使われるようになったTSOTCAM (Telecommunications Access Method)で端末通信でき、これまで使われていたQTAM (Queued Telecommunications Access Method)と置き換わった。IBMデータ通信スタンダードになることを見越してTCAM名付けたが、結局TCAMはほぼTSO上でしか使われず、1970年代後半VTAMにほぼ置き換えられた。

※この「MVT」の解説は、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の解説の一部です。
「MVT」を含む「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の記事については、「IBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「MVT」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「MVT」の関連用語

MVTのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



MVTのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのMVT (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのIBMメインフレーム用オペレーティングシステムの歴史 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS