MVS系のJCL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 15:32 UTC 版)
「Job Control Language」の記事における「MVS系のJCL」の解説
JCLは、バッチ処理をどのように動かすか、サブシステムをどのように起動させるかを、ジョブエントリーシステム(Job Entry Subsystem 2/3、JES2 または JES3)に対して指示するものである。 JCLの各行の先頭2文字は、"//" で始まる。このスラッシュは、パンチカードを使ってJCLを読み込ませジョブを投入していたときの名残である。誤ってパンチカードを後ろからカードリーダーに挿入してしまった場合(代わりにシーケンス番号が先頭に来ることになるだろう)、リーダーは "//" が先頭にないことを読み取って、そのカードを拒絶するようになっていた。 互換性(上位互換、下位互換)のために、z/OS で使う JCL の文法は、1960年代から基本的には変わっていない。OS/360 で動いたものと同じ JCL が z/OS でも動いている。
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