Last Year: The Nightmareとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Last Year: The Nightmareの意味・解説 

Last Year: The Nightmare

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 08:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
Last Year: The Nightmare
ジャンル 非対称型対戦アクション、サバイバルホラー
対応機種 Microsoft Windows
開発元 Elastic Games
発売元 Elastic Games
人数 マルチプレイヤー
発売日 2018年12月18日(Discord)
エンジン Unreal Engine 4
テンプレートを表示

Last Year: The Nightmareはカナダのゲームスタジオであるエラスティック・ゲームズが開発し、2018年12月18日に発売したWindows向けの非対称対戦型アクションゲームである[1]

内容

5人の生存者達と1人の殺人鬼の対決を描いた非対称型対戦ホラーアクションゲームである[2]本作は、殺人鬼の追跡を逃れながら、生存者達はマップ内を探索して得たアイテムを組み合わせて様々な武器を作り、脱出を目指す内容となっている[3]

生存者達は1996年のハロウィーンに呪われたカードゲームを遊んでしまった5人の高校生達という設定であり、キャラクター性はリーダー格やジョック、ナードといったホラー映画のステレオタイプを反映した6人のキャラクターの中から選択し、次いでアサルトやメディックといったクラスを選択する[1]。各クラスには初期装備が割り振られており、たとえばテクニシャンは自動で殺人鬼を迎撃するセントリータレットが割り振られている[4]。生存者側のプレイヤーはマップ内で得たアイテムを用いて装備を強化することが可能である[4]。ただし、アップグレードアイテムはグループ内で最大2人までしか持てないという制約がある[4]。このため、5人全員が銃火器を使って殺人鬼を撃退することは不可能である[4]。 生存者は殺人鬼に殺されるとリスポーン専用の部屋へ転送され、仲間が迎えに来ることで復活する[4]。また、生存者達は武器を使って殺人鬼を殺すことが可能であり、生存者に殺された殺人鬼は一定時間を過ぎると復活する[4]。 殺人鬼はプレデターモードを発動させることで、生存者側の視界外に限り、透明化してマップ内を自在に移動することが出来る[3][5][5]ほか、生存者側のプレイヤーに気づかれないように罠を仕掛けることも出来る[6][4][7]。 これとは別に、殺人鬼には、待ち伏せするためのアンブッシュポイントが用意されている[4]

開発

本作はKickstarterでクラウドファンディングを実施し、ゴールまで達成した[8]。ところが、公開したキャラクターのイメージが既存の映画の登場人物と酷似していたという指摘が寄せられたため、プロジェクトは一度停止された[8]。 その後、プロジェクトが再開され、公式ホームページが立ち上げられた[8]

販売

本作は2018年9月に予告編が公開された[9] のち、2018年11月2日から5日にかけてクローズドβテストが行われた[10]。 その後、90日限定でゲーマー向けチャットアプリDiscord定額制サービスNitroの加入者向けに先行配信が行われたのち、Discordストアにて正式に配信されたが、Discordがゲーム販売事業からの撤退を発表したのにあわせ、2019年10月16日に配信を停止した[7]。 2019年12月10日からはSteamであらためて配信されている[11]

反響

本作はKickStarterでのクラウドファンディングが行われた時点から注目を集めていた[4]

評価

DestructoidのJordan Devoreは自然で多様性に富んだグラフィックを評価した[6] IGNの洋ナシは、『Dead by Daylight』といった同ジャンルのゲームとは全くプレイ時の感覚が違うと述べている[4]

脚注

  1. ^ a b Ishii, Ryuki (2019年11月27日). “非対称マルチプレイホラー『Last Year』Steamで12月10日発売へ。若者5人が武器を手に、殺人鬼から逃れる”. AUTOMATON. 2019年11月27日閲覧。
  2. ^ Horror Game Last Year: The Nightmare Gets New Trailer, Heads to Discord - Hardcore Gamer” (英語). Hardcore Gamer (2018年9月28日). 2018年11月6日閲覧。
  3. ^ a b Last Year: The Nightmare nails the fantasy of being a cunning horror movie dungeon master” (英語). pcgamer. 2018年11月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 洋ナシ (2018年12月25日). “非対称対戦ホラー『Last Year: The Nightmare』プレビュー:殺し殺されの激しい激突を制し学校から脱出せよ!”. IGN Japan. 2019年11月27日閲覧。
  5. ^ a b Last Year: The Nightmare might be the asymmetrical multiplayer killer app” (英語). Rock Paper Shotgun. 2018年11月6日閲覧。
  6. ^ a b Last Year: The Nightmare has good bones”. destructoid. 2018年11月6日閲覧。
  7. ^ a b ヨシムネ (2019年11月27日). “5vs1非対称対戦ホラーゲーム『Last Year』Steamで12月10日発売決定。武器を作って恐怖に抗え、視界の外から生存者を狙え”. 電ファミニコゲーマー. 2019年11月27日閲覧。
  8. ^ a b c “殺人鬼 vs 高校生”で繰り広げられる狂気の対戦ゲーム『Last Year』プロジェクトが再開し、イカれたクラスが公開”. インサイド. イード (2015年10月13日). 2019年11月27日閲覧。
  9. ^ Multiplayer Horror Game Last Year: The Nightmare Gets Its First Bloody Trailer” (英語). Game Informer. 2018年11月6日閲覧。
  10. ^ Closed Beta Begins Today! – Last Year The Nightmare”. Last Year:The Nightmare公式サイト (2018年11月2日). 2019年11月27日閲覧。
  11. ^ クラシックホラーインスパイアの非対称対戦ACT『Last Year』がSteamにて配信開始

外部リンク


「Last Year: The Nightmare」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Last Year: The Nightmareのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Last Year: The Nightmareのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLast Year: The Nightmare (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS