Lモード(Lもーど)
Lモードは、NTT東西が発表した。サービス開始に向けて、NTT東・西地域会社は総務省に認可申請を行っている。早ければ2001年4月にもサービスが開始される。
Lモードとは、家庭の電話機からインターネットを利用できるサービスだ。基本的には、iモードと同じようなサービスが、電話機から利用できるようになる。iモードがヒットしたので、これと類似するサービスを電話機でもやろうというものだ。
Lモードを使うには、Lモード対応の電話機を新しく購入することが必要だ。Lモード対応端末は、Lモードが使えるほかは、ほぼふつうの電話機と変わらない。Lボタン、というボタンがついていて、それを押すと、インターネットに自動接続する。
接続料金は、接続時間制を採っている。ゆえに、接続している間は、もよりのアクセスポイントまでの通信料がかかる。その他、毎月数百円程度の基本使用量がかかる。これらの料金は、通常の電話料金に加算して、NTTから請求される。
Lモードでは、メールの送受信やホームページの利用ができる。Lモードメールを使うと、最大2000字までのメール送受信が可能だ。メールアドレスとしては、ユーザーの電話番号が使われる模様だ。INSネットの契約者の場合は、最大3つのメールアドレスを取得できる。
Lモードインターネットでは、「情報検索サービス」が利用できる。この際には一般ニュースや商取引に加えて、医療情報や天気予報、緊急災害情報などの地域サービスが利用できる。Lモードホームページに関しては、iモードと同じく、簡易HTMLで記述される。つまり、iモード用に作成されたホームページをLモードで閲覧することが可能だ。
画面の大きさは、iモードの2インチに対し、Lモードでは4インチになる。したがって、画面はおよそ4倍程度に大きくなる。iモードよりは、画面を見やすくなる。
(2001.01.06更新)
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