ほうきぎ (箒木)
●アジアからヨーロッパにかけてが原産ですが、現在では広く温帯地域に帰化しています。草地や道ばたなどに生え、高さは50~100センチになります。葉は線形から披針形で互生し、両面に短い軟毛が密生します。9月から10月ごろ、上部の葉腋に小さな両性花と雌花を数個ずつ咲かせます。花弁はなく5裂した花披片があります。秋には全体が紅色に色づきます。果実は胞果で、種子は東北地方で「とんぶり」と呼ばれ、食用にされます。
●アカザ科ホウキギ属の一年草で、学名は Kochia scoparia。英名は Kochia。
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