菷の付く語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 02:08 UTC 版)
形が似ていることから、彗星のことを「箒星(ははきぼし・ほうきぼし)」という。そもそも「彗」は古代中国における箒(帚)のことであった。 遊郭などが多い遊里にて次々に芸妓と関係することや、そのようなことをする男を「菷客」という。浮気者の意にても用いられる。 香辛料としても用いるバジルは目菷(めぼうき)の和名がある。 古典文学などにおいて、「箒木の(ははきぎの)」は「母」にかかる枕詞となっている(または母のことを指す)。「ははきぎ」は「ホウキギ」の古語であるともいわれるが、箒のように枝が広がったヒノキの老木を指していうこともあった。源氏物語の「箒木の巻」でいう箒木は後者である。
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