KDEディスプレイマネージャとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > コンピュータ > ソフトウェア > オープンソース > KDEディスプレイマネージャの意味・解説 

KDEディスプレイマネージャ

(KDE Display Manager から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 14:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
KDE ディスプレイマネージャ(KDM)
KDM のスクリーンショット
開発元 KDE
最新版 4.5
対応OS Unix系
種別 Xディスプレイマネージャ
ライセンス GPL
公式サイト www.kde.org
テンプレートを表示

KDE ディスプレイマネージャ(ケーディーイーディスプレイマネージャ、KDM、ケーディーエム)は Unix系ペレーティングシステム (OS) を使っているコンピュータのグラフィカルログインタフェースである。

機能

KDMは、X Window Systemに標準装備のXディスプレイマネージャXDMをKDE Software Compilation (KDE SC) において置き換えるものである。KDMによりユーザはログイン毎にセッションの種類を選べる。KDE SCと同じく、Qtツールキットが利用されており、K Desktop Environment 3 (KDE 3) の KDE コントロールセンターまたはKDE Software Compilation 4 (KDE SC 4) の KDE システム設定から設定できる。テーマやユーザの写真を設定することも可能。

シンプルなKDEログインダイアログボックスには左側にユーザのリストが表示され、そこにはユーザ名、オプションで「実名」やユーザか管理者が選んだ小さな写真も含まれる。リストの右側はあいさつの言葉と写真である。これらの項目は KDEコントロールセンター を使ってカスタマイズできる。ユーザはこの写真をアナログ時計に置き換えることもできる。写真/時計の下はユーザ名パスワードテキストボックスである。一部のシステムでは、パスワード入力領域の下でセッション選択箇所があり、そこではKDEGNOMEあるいはシンプルな端末などユーザの使いたいセッションの種類を選択できる。一番下には、コンピュータのシャットダウンや再起動、Xサーバの再起動あるいはユーザを管理するツールの起動を行う命令を提供するボタンが並んでいる。

KDM にはオプションの自動ログイン機能がある。これは本質的に危険なものだが、一部のユーザが求めるため実装された。

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「KDEディスプレイマネージャ」の関連用語

KDEディスプレイマネージャのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



KDEディスプレイマネージャのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのKDEディスプレイマネージャ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS