K5 第1世代(1969-1972年モデル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 23:54 UTC 版)
「シボレー・ブレイザー」の記事における「K5 第1世代(1969-1972年モデル)」の解説
初代のブレイザーは先行するフォード・ブロンコに対抗してデザインされ、同じ市場に打って出た。理想のオフローダーを目指して専用設計となったブロンコに対し、GMのアプローチは異なっており、同社のライトトラックであるC5のプラットフォームを流用した。これにより、コストダウンはもちろんのこと、その副産物として、ブロンコ以上の室内スペースと、ピックアップトラックに極めて近いスタイリングを得ることとなった。北米ではピックアップトラックが非常に好まれ、大きな市場を有していたことから、ブレイザーも瞬く間に人気となった。次いで1974年に登場したクライスラーのダッジ・ラムチャージャー(Dodge Ram Charger)もこの流れに追従したため、販売台数でブレイザーに水を開けられたブロンコも、モデルチェンジに際して同社のFシリーズピックアップをベースとする道を選び、ここにビッグスリーのSUVの成り立ちが決することとなった。 K5ブレイザーは1969年に四輪駆動で登場し、1970年に後輪駆動モデルも加わった。パワープラントは250立方インチ(直6/4.1L)、292立方インチ(直6/4.8L)、307立方インチ(V8/5.0L)、350立方インチ(V8/5.7L)から選択が可能だった。
※この「K5 第1世代(1969-1972年モデル)」の解説は、「シボレー・ブレイザー」の解説の一部です。
「K5 第1世代(1969-1972年モデル)」を含む「シボレー・ブレイザー」の記事については、「シボレー・ブレイザー」の概要を参照ください。
- K5 第1世代のページへのリンク