Isodiapherとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Isodiapherの意味・解説 

同余体

(Isodiapher から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/15 03:42 UTC 版)

同余体(どうよたい、英語: isodiapher)は、中性子陽子の数の差が等しい核種のことである[1]。また、この値を 中性子過剰数 ちゅうせいしかじょうすうisotopic number)という。例えば 234Th(陽子90個、中性子144個)と 238U(陽子92個、中性子146個)はともに中性子過剰数が54で等しいので同余体である。同余体同士は異なる元素であるので化学的性質は異なる。

アルファ崩壊では陽子と中性子が2つずつ減少するので、親核種と娘核種は同余体となる。

安定核種が最も多いのは中性子過剰数が1の同余体で16種ある。中性子過剰数が負の同余体で安定なのは 1H3He のみである。

出典

  1. ^  小田稔ほか編 『理化学英和辞典』 研究社、1998年、項目「isodiaphere」より。ISBN 4-7674-3456-4、ISBN-13:978-4-7674-3456-8。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Isodiapher」の関連用語

Isodiapherのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Isodiapherのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの同余体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS