さつまいも (薩摩芋)
●中央アメリカが原産です。わが国へは江戸時代のはじめに沖縄へ渡来しました。土壌を選ばず栽培が容易なことから、江戸時代の中頃には全国的に広がりました。現在、世界の生産量の90パーセントはアジアが占めています。もともと熱帯性の植物なので、本州ではほとんど花を見ることができません。熱帯や亜熱帯地方では、秋のはじめに「あさがお」より小さな淡い紫色の花を咲かせます。別名で「かんしょ(甘藷)」とも呼ばれます。写真上・中1は、九州農業試験場において作出された園芸品種の「花らんまん(cv. Hana-ranman)」。葉が心形、花冠が漏斗形から5角形で、淡紅色に咽部が紫赤色というのが特徴です。写真下は、園芸品種の「スイートキャロライン(cv. SweetCaroline)」。
●ヒルガオ科サツマイモ属の多年草で、学名は Ipomoea batatas。英名は Sweet potato。
ヒルガオのほかの用語一覧
サツマイモ: | 空色朝顔 紅葉朝顔 芋根の星朝顔 薩摩芋 野朝顔 |
セイヨウヒルガオ: | コンボルブルス・クネオルム コンボルブルス・サバティウス |
薩摩芋と同じ種類の言葉
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