中間値の定理とは? わかりやすく解説

中間値の定理

(Intermediate value theorem から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 14:29 UTC 版)

中間値の定理(ちゅうかんちのていり、: intermediate value theorem)とは、実数区間の連結性に関する以下のような存在型の定理である。


  1. ^ したがって、中間値の定理を仮定してデデキント切断を定義すると、実数の連続性を証明することができる。
  2. ^ αβ の場合は α < γ < β である実数 γ はそもそも存在しないので、この場合については空虚な真であり、何も示す必要はない。
  3. ^ c は、実際には f(x)γ 以下となる I に属する x 全体からなる集合の上限として与えられる。f(c)γ でないと仮定すると、直ちに矛盾が生じる。

出典

  1. ^ ハイラー & ヴァンナー 2012, 定理 (3.5) (ボルツァーノ 1817).
  2. ^ 藤原 2016, §1.36. 連続関数の性質.
  3. ^ 松坂 1968, p. 202.
  4. ^ 松坂 1968, pp. 201–202.


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