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芋子石(Imogolite)

芋子石 芋子石
熊本県人吉市下田代町
Al2SiO3(OH)4 画像の幅約1.5cm、3.5cm

軽石と火山ガラスを含む火山灰層が風化してできた黄橙色の土壌
中に含まれている鉱物です。
1962年に記載された鉱物で、熊本県人吉盆地の火山灰土壌を
指す方言に因み名付けられました。

芋子石(Imogolite)

芋子石
栃木県鹿沼市富岡八幡台
Al2SiO3(OH)4 画像の幅約4.5cm

軽石と火山ガラスを含む火山灰層が風化してできた黄橙色の土壌
中に含まれている鉱物です。
1962年に記載された鉱物で、熊本県人吉盆地の火山灰土壌を
指す方言に因み名付けられました。
この標本は鹿沼土と呼ばれ、広く園芸用土として使われてるもの
です。

芋子石

(IMOGOLITE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 15:56 UTC 版)

芋子石
分類 ケイ酸塩鉱物
シュツルンツ分類 9.ED.20
Dana Classification 71.1.5.3
化学式 Al2SiO3(OH)4
結晶系 擬六方晶系
モース硬度 2 - 3
文献 [1][2]
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学
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芋子石[3](いもごせき、Imogolite、イモゴライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。化学組成は Al2SiO3(OH)4、結晶系は擬六方晶系。粘土鉱物の一種。

産出地

芋子石は、日本、中華人民共和国、アメリカ合衆国に産する[1]。

性質・特徴

芋子石は、直径1.8 - 2.2nm、長さは数十nm - 数umのアルミとシリカから成るナノチューブ状の物質である。

用途・加工法

天然の芋子石はごく少量しか採ることができない。そのため、工業的利用には、人工的に合成する方法が不可欠である。芋子石は冷房の消費電力を抑えるデシカント剤、低温排熱を有効利用するためのヒートポンプ熱交換剤、湿度調整剤、高速乾燥剤などさまざまな用途があり、カーボンナノチューブに次ぐ次世代ナノチューブ材料として現在注目を浴びている物質である。

サイド・ストーリー

九州大学の吉永長則と青峰重範によって1962年に熊本県人吉地方[4]の火山ガラスに富む火山灰土壌から発見された日本産新鉱物。その土壌の通称名、芋子が名前の由来である。

発見当時は化学組成及び構造の詳細が未確定だったこともあり、1967年に国際鉱物学連合により一度Reject(否定)されたが、研究が進んで詳細が判明したことなどから1986年にRedefined(再承認)された。

脚注

  1. ^ a b Imogolite (英語), MinDat.org, 2011年11月24日閲覧。 (英語)
  2. ^ Imogolite (英語), WebMineral.com, 2011年11月24日閲覧。 (英語)
  3. ^ 松原聰、宮脇律郎『日本産鉱物型録』東海大学出版会〈国立科学博物館叢書〉、2006年、58頁。 ISBN 978-4-486-03157-4。 
  4. ^ 上原誠一郎、特別講演 九州の鉱物と九州大学の鉱物標本 宝石学会(日本)講演会要旨 平成20年度 宝石学会(日本)講演論文要旨 セッションID:1, doi:10.14915/gsj.30.0.1.0

参考文献

関連項目

外部リンク



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