IBM 3800
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/31 02:10 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動IBM 3800プリンター(IBMさんぜんはっぴゃく、英語: IBM 3800 Printer)はIBMが1975年に発表したレーザーを応用したラインプリンターで、その特徴は、
であった。
目次
最初のレーザープリンター
IBM 3800の開発は1969年に始まって、当時IBMはレーザープリンターの技術はなく、唯一それに近いものはIBMコピアであったが、毎月100万ページを印刷できる目標の技術には程遠かった[1]。
IBM 3800は1976年に発表された最初のレーザープリンターであったが、1977年に発表されたゼロックスXerox 9700が最初であったともいえる。両者の違いは、前者が連続用紙を使ったのに対して、後者はカット・シートに印刷した。
モデル
IBM 3800モデル1
モデル1は1975年に発表、1976年に出荷した。縦が144ペル、横が180ペルで、毎分10,020~20,040行の速度で印刷できた。
IBM 3800モデル2
モデル2は1979年のIBM漢字システムの拡張として発表されたもので、日本語が印刷できた。IBM 2245漢字プリンターの後継機種に当たる。
その他のモデル
IBM 3800のその他のモデルにはモデル3(1982年)、モデル6(1987年)、モデル8(モデル6からアップグレードも可能)が発表された。モデル8はまたモデル2の後継機種に当たり、より多くの漢字をより高い精度で、早く印刷できた。
開発と製造
このプリンターシリーズはIBMサンノゼ(カリフォルニア州)で開発・製造されて、1890年にはIBMツーソン(アリゾナ州)へ移された。海外での製造はスエーデンのIBMヤーファラ(Järfälla)工場でも行われた。
後継プリンター
IBM 3800プリンターの後継機種として、IBMは日立製作所とパートナーを組み、OEMとしてIBM 3900プリンターを1990年に発表、1991年に初出荷した[2]。
脚注
関連項目
外部リンク
「IBM 3800」の例文・使い方・用例・文例
- 最初の通貨スワップ取引はIBMと世界銀行の間で行われた。
- 彼は IBM への就職口をものにした.
- 少しだけIBMと提携した
- IBMのメインフレーム・コンピュータはビジネス社会における主力商品である
- IBMは100台のコンピュータの注文を受けた
- 彼はIBM株を市場価格で100株買った
- 同行はまた,顧客サービスやデータ分析業務の強化のため,IBM社が開発した人工知能システム「ワトソン」の導入を検討していることも発表した。
- 約3800万年前の絶滅した霊長類の動物
- いまだに約3800人が病気の被害者として公式認定するよう政府に求めている。
- 3800年前のミイラマスクが展示される
- それらの品の中で,3800年前のミイラマスクが初めて一般公開されている。
- 一方,2008年の百貨店の総売上高はおよそ7兆3800億円だった。
- この発電所の年間発電量は3800世帯の年間電力消費量に相当する。
- グーグルは2004年に新規株式公開(IPO)で19億ドルを調達したが,フェイスブックは50億ドル(3800億円)を調達する見込みだ。
- このカードは世界中の3800万店以上のマスターカード加盟店やレストランで利用することができる。
- IBM_3800のページへのリンク