Iビーム式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:58 UTC 版)
Iビーム式は、I型断面を持つ軌道桁をレールとして使い下側のフランジに車輪を乗せて車体をぶら下げる方式で、車両の支持・案内はI型断面を持つ軌道桁と車輪で行う。小規模なものは吊り下げ式の荷物輸送用設備や遊戯施設などに多用されている。厳密には乗り物ではないが、プラレールにおけるモノレールシリーズもこの方式と言える。 実用的な乗り物としては、1964年から1965年にかけて開催されたニューヨーク万国博覧会の会場内輸送に使われたAMFタイプモノレールを挙げることができる。他に、タイタン社がリニアモーター駆動のシステムを提案しているが、こちらは実用化されていない。 次節で述べるスカイレールも車体の支持・案内方式はIビーム式である。 スカイレールは駆動方式などに類例を見ない特徴を持つ。
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