HtmlSelect.SaveViewState メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

HtmlSelect.SaveViewState メソッド

ページがサーバーにポストバックされた後で発生した HtmlSelect コントロールのビューステートの変更を保存します。

名前空間: System.Web.UI.HtmlControls
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Overrides Function
 SaveViewState As Object

Visual Basic (使用法)

Dim returnValue As Object

returnValue = Me.SaveViewState

C#

protected override Object SaveViewState ()

C++

protected:
virtual Object^ SaveViewState () override

J#

protected Object SaveViewState ()

JScript

protected override function SaveViewState ()
 : Object

戻り値
HtmlSelect ビューステートへの変更を格納する Object。オブジェクトに関連付けられたビューステートが存在しない場合、このメソッドは null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。

解説

HtmlSelect コントロールのビューステートは、Triplet オブジェクトとして格納されます。Triplet オブジェクトの First フィールドは、HtmlSelect コントロールの基本ビューステートを保持します。Triplet オブジェクトの Second フィールドは、Items プロパティが表す ListItemCollection コレクションを保持します。Triplet オブジェクトの Third フィールドは、SelectedIndices プロパティが表す選択されたインデックスを保持します。SaveViewState メソッドは、基本クラスの Control.SaveViewState メソッドを呼び出して、コントロールの基本ビューステートを保存します。

SaveViewState メソッドは、主に、コントロール開発者が HtmlSelect コントロールの機能を拡張する際に使用します。

継承時の注意 派生クラスで SaveViewState をオーバーライドする場合は、基本クラスの SaveViewState メソッドを呼び出して、HtmlSelect コントロールのビューステートが正しく管理されるようにしてください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
HtmlSelect クラス
HtmlSelect メンバ
System.Web.UI.HtmlControls 名前空間
LoadViewState
Triplet
Control.SaveViewState
その他の技術情報
HTML サーバー コントロール