FA24F
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 15:44 UTC 版)
「スバル・FA型エンジン」の記事における「FA24F」の解説
2017年、大型SUVのアセントに搭載する新開発エンジンとして公開された。直噴ターボ仕様は既存の水平対向6気筒自然吸気エンジン「EZ36」を置き換える、動力性能と燃費性能の両立を図ったものとなっている。2019年に登場した7代目レガシィでは、EZ36に代わってFA24が搭載されている。 FA24Fは2018年に2019年式スバル・アセントに最初に導入された。FA20と比べてストロークは同一ながらボアが拡大され、これによって排気量が2.4L(2,387cc)に増えた。重量を保ちつつ昇温時間を短くするため、ヘッドとブロックは全てアルミニウム製となっている。直噴およびターボチャージャーが、水平対向6気筒かつ自然吸気のスバル・EZ型エンジンと同等の出力を得るために使用されている。指定されるガソリンの油種はレギュラーガソリンである。2019年のシカゴオートショーで、スバルは同年秋から発売される2020年モデルのレガシィを発表し、オプションのエンジンとしてFA24を搭載するとした。2020年式スバル・アウトバックも上級オプションとしてFA24が用意されている。 種類:水平対向4気筒DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ 圧縮比:10.6:1 出力・トルク 193.9kW/5,600rpm・357.6N·m/2,000 - 4,800rpm 搭載車種(車両型式) アセント スバル・アウトバック(2020年- ) レガシィ(7代目、2019年- )
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