EventLogInstaller.Rollback メソッド
アセンブリ: System.Configuration.Install (system.configuration.install.dll 内)


Rollback メソッドは、Install メソッドの反映内容を元の内容に戻します。Rollback は、インストール プロジェクトのいずれかのコンポーネントのインストールが失敗した場合に呼び出されます。Install メソッドは、イベント ログとイベント ソースのプロパティを作成または設定します。Rollback は、イベント ログとソースを削除するか、既存のソースのプロパティをインストール前の値にリセットします。
通常、コードからは EventLogInstaller のメソッドを呼び出しません。このメソッドを呼び出すのは、一般的にインストーラ ツール (Installutil.exe) だけです。このツールは、インストール時にこのコンポーネントまたは別のコンポーネントをインストールできなかった場合に Rollback メソッドを呼び出して、インストール処理が既に加えた変更を元に戻します。
アプリケーションのインストール ルーチンは、プロジェクト インストーラの Installer.Context プロパティを使用して、既にインストールされているコンポーネントに関する情報を自動的に保持します。この状態情報は、Rollback に savedState パラメータとして渡され、ツールが各 EventLogInstaller をロールバックするたびに更新されます。通常、コードではこの状態情報を明示的に変更する必要がありません。


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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